話会0回目と、アイドルの話を補足

 

「タゴマル企画」の新企画としてのトークライヴ「話会」を配信しました。
0回目と銘打ってあるのは、あくまでも1回目は4/29(日)の『多夢多夢茶会 その六』内で行う3776さんのもの、という形のためです。

動画の中でも話していますが、一応、この配信もより広いところへ訴求しようという流れの一部でございます。どれほどの効果があるのか、というのはまったくアレですが。。
そして、ほうぼうから「あやしい」「謎」などの声が聞こえてきたところでもあり、運営の紹介ができて、少しは払拭できたのでしょうか。


で、「話会」はそれぞれの"好き"なもの、ことについて話していただく場です。
もうちょっと込んだコンセプトも考えていたのですが、とりあえずゆるく進めつつスタイルを作っていければ、というところです。

配信では運営四人のそれぞれ好きなものを紹介しました。

タゴマル企画 - 話会 “0回目”

こちらに具体的な作品などをまとめました。


私は、ここでも書いているTHERE THERE THERES,MIGMA SHELTER,3776からはじまり、アイドル文化一般について話しました。
本当に即興で話してるのですが、自然とフロアのヲタクのふるまいに話題が及んだり、南部くんのツッコミから、アイドルの"非自意識性"のようなある程度深い話までできたのは、楽しかったですね。

自分の話の後半、"クオリティを免罪符にしてアイドル文化に参入する"ことへの違和感に触れていますが、ちょっと改めて整理しておくと、私には、アイドル文化が今持っている問題や、一般に受け入れがたい要素の一つである「接触」などの雑多な要素を捨象して、楽曲の質のみを持ち上げてアイドルを褒めそやすのは、どうも違うのではないか、という前提があります。
このような"純化"の先にあるのは、界隈では飽きられつつも未だ燻っている「アイドルの枠の乗り越え」問題でもあります。「〇〇はアイドル(を超えた)(ではない)」という、先行の価値観を否定するかにみえて、たとえばロック・パンク的なアティテュードへ回帰するという点で、内実全く保守的な現象が、一部のアイドルで繰り返されています。この「乗り越え」は、先に言った雑多さをきれいさっぱり忘れてしまおうとする心性と表裏一体なのではないか、とも思います。
またアイドルは、他文化よりファンとの相補的な関係によって発展してきた部分が強く、そこには個々のさまざまな感情の交流(ときに一方通行な)があり、それらが「乗り越え」られたとされるとき、平板に感情が一元化されてしまうようで、傍目ながら様々な感情の発露にも接してきた私に、どうも受け入れがたいこともあるかもしれません。


と同時に、自分の話をアーカイブで確認して、むしろどちらかといえば"クオリティ"面の話題がメインだったので、面倒くせえ話してんな、アイドルは推しがかわいいかわいいでいいんだよ、みたいな、自分のアイドル文化に乗り切れてはいない(というかそういう側面は配信で出してない)部分への自己ツッコミがあったり。。
 まあ、それはいずれ別の機会に。



しかしこれ、やってみると少人数ながら、人前で話す緊張感もあり、結構面白いものです。映画の話とかもしてみたいですね。



さて長くなりましたが、肝心の「話会 "1回目"」です!
ゲストは3776から井出ちよのさんとプロデューサーの石田彰さん。
お二人のテーマはこちらです!

『多夢多夢茶会 その六』第二部「話会」
開演: 15:30~(第一部終演後)
料金: 投げ銭


・テーマ
井出ちよのさん「きらりん☆レボリューション
石田彰さん「ドラえもん

 

おふたりとも漫画・アニメに跨る作品についてとなりました。
しかし「きらりん☆レボリューション」は調べると、主題歌が...となり、これは井出さんの狙いなのかどうなのか、当日伺ってみようと思います。


ご予約も引き続き承っています。
どうぞよろしくお願いします!

多夢多夢茶会 その六

・第一部 「茶会」
開催 4月29日(日)
会場 仙台サンプラザ6F うたごえの店バラライカ
開場 13:00 開演 14:00
料金 予約2500円 当日3000円(1ドリンク付) ※小学生以下500円
出演者 小野健宏(ギター) マヤマ (ジャグリング/マルチインストゥルメンタル) 3776 Extended(アイドル)

・第二部 「話会」
開演 15:30
出演 3776(井出ちよの・石田彰)
料金 投げ銭
※第二部のみの参加も可(要1ドリンク500円)
※第一部開演前・第二部終演後に物販あり

予約
https://goo.gl/forms/Vir5K4NY32CuMaBv2

主催
タゴマル企画
Twitter : @tagomarukikaku​
メール : tagomarukikaku@gmail.com

4月は

4月は最も残酷な月、とエリオットのあまりにも有名な詩句を思い出しつつ、今月の予定です。
久々のお知らせですが、先月まで公開のイベントがほぼない上で、諸々の準備に費やしておりました...その準備の一つが「多夢多夢茶会 その六」であることは間違いありません。

 

今までの記録映像からショートPVも作成しました。たった五回、されど五回の濃密さの一片でもお伝えできれば。


 

 【公開イベント予定】

5日 楽天生命パーク キッズイベント10:00〜 ※体験会

7日 仙台西公園植木市 ※詳細未定

14日 ユアテックスタジアム ベガルタホームゲーム ※19:00試合開始の前後に北口エントランスにてパフォーマンス

15日 仙台西公園植木市

22日 新緑祭

28日 ユアテックスタジアム ベガルタホームゲーム ※14:00試合開始の前後に北口エントランスにてパフォーマンス

29日 多夢多夢茶会 その六

 

以上、追加があれば都度に更新。
変わらず新年度もNHKカルチャーにて講座「ジャグリング入門 」を第二第四木曜18:30〜20:00で開講しています。

 

そんなわけで、大道芸から自主企画までよろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 

さて雑談。

こんなイベントに行ってきました。
これはちょっとばかり思い切っての参加でした。ヲタクじゃないんで!とはもうさすがに言わないけど、順応性低い私は、ライヴ以外のイベントに参加するの気恥ずかしいものがありまして...しかし、素晴らしいパフォーマーがたくさんいるこのアイドルカルチャーにおいて、自分がSU-METAL以来、舞台上の佇まいに撃ち抜かれた矢川葵さんですから、行くならここしかないと...チケットを取るのに友人が手伝ってくれるということだし...なんの決意でなんの逡巡なのかさっぱりでしょうが、お気になさらずに...ただの雑談ですから...


で、イベントですが、ごくゆるい会でした。映画「レオン」のマチルダに扮したり、赤いワンピースのお召し物に着替えられたり、とにかくかわいい。かつ、観客からのアンケートに答えるときの、見た目と反してどちらかといえばサバサバしたパーソナリティーが素敵で...あの、これはもういいですね。。歌も持ち歌でなくカバーなので、声の魅力も改めて。(私は人の声と喋り方をよく聞いてるんだなというのは、ヲタクをするようになってから気づいたことの一つです)ここぞというときに盛り上げるヲタク同志もすげーなーと。


私の性格から言うと、ステージの外のことはステージからバサッと切り捨てたかったりするものですが、飲み込めない部分もありつつ、ファンの愛情の形と、それを受け止めるステージの人の関係は、常に単純には言い切れないものがあり、うまく言えないけれど、すごく幸福な何かがあったと思います。ごく素朴に、お互いが喜びあえることには、ぐっと来てしまう。月並みな感想になりますが、参加できてよかったです。



こんなことを書きつつ思うのは、10代の私は今の私を許さないのではないかな、ということです。同時に、たかだか30年といいつつ、変わってしまうことで楽になったりもしていて、そんな過程に、私がかつて大嫌いだったヒップホップ・アニメ・アイドルと出会い直してる感じです。こんなどうでもいい自分語りを許してるのも、考えられない。でもまあいいかと。



そんなことより!私の大好きな矢川葵さんは6月3日にツアーで仙台へ来るのですよ。
以前から何度か貼っているように音楽はカッコいいし、何より矢川さんがステージで見せる静かでありながら熱のある集中を見ていただきたい。そこのあなた、ぜひ行ってくれ!

www.maisonbookgirl.com

多夢多夢茶会 その六

※4/28追記

『多夢多夢茶会 その六』もいよいよ明日となりました。大事なお知らせを。

・残席について
おかげさまで多くのご予約をいただきまして、のこり4〜5席作れる程度となりました。もし予定席数以上の申込みがあった場合、以降は立ち見でのご案内となります。

・開演について
明日は開演時間の14:00となりましたら、演出の都合上、すぐにパフォーマンスが始まります。
開場は13:00からですので、余裕を持ったご来場のほど、よろしくお願いいたします。
また、開演前も物販も行っております。

・話会投げ銭について
こちらは、強制ではございません。
イベントに規定の料金以上の価値があった、あるいは企画の今後を応援していただけるお気持ちがあれば、備え付けの箱にひらひらと、あるいは折りたたんで入れていただければ、幸いです!(冗談ですよ。為念)

以上、よろしくお願い致します!

 
 
 
「多夢多夢茶会 その六」を開催します。

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※メインチラシ完成。今回もmagellan店主、高熊洋平さんによるものです。

 

 

 

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昨年の11月以来、約5ヶ月ぶりの開催です。

 


出演者は2015年の「春篇」ぶりになります、私と南部くんのユニット"マヤマ"。常に何らか会ったりしているので気づきませんでしたが、なんだかんだ大道芸もできていなかったので、パフォーマンスはごぶさたです。


そして、「茶会」企画初期からお招きしたかった、ノイズギタリストの小野健宏さん。
炸裂する爆音と、それによってさらに音量が増幅されるかのような荒れ狂う身体の動きは、静けさとも表裏一体で、普段はごく物静かな小野さんのパーソナリティも手伝って、「茶会」を彩ってくれるはずです。
実は小野さんには、タゴマル企画(@tagomarukikaku)にも関わっていただいており、現在はアイコンを作成中。


最後に、先日の「HOGONOEXPO~Live! Special~」でのパフォーマンスも記憶に新しい3776さん。再び静岡からお越しいただきます。
今回は"Extended"スタイル。これはプロデューサーの石田さんもギターの演奏を行いつつ、井出さんがルーパーなどを駆使し「即興曲」などを行うスタイルです。
元々、「HOGONO〜」もこちらのスタイルでお願いしようとしたのですが、当時はこのスタイルでの活動をお休みしていて、つい先日より再始動したばかりなのです。まだまだパフォーマンスの機会が少ないスタイルなので、この機会をお見逃しなく!

 

 


そして、今回は通常開催と違う点がふたつ。

 

・「話会」開催

新企画の一つとして、トークイベントも行います!
昨今、アフタートークや、純粋なトークだけのライヴも増えているので、目新しさはないものの、かねてより、やってみたいことの一つでした。


 

・会場変更

タイトルにも冠している多夢多夢舎を離れ、南部大地の経営している「うたごえの店 バラライカ」での開催。
多夢多夢舎の環境を活かしてライヴを作るのが常でしたが、今回ばかりは、どうしてもスペースの問題が解決できず無理!という判断。
多夢多夢を名乗りつつ会場を変えるのは一抹のさみしさもありますが、それを超えての事情(後述します)が、という話です。ただ、アクセスは良くなりますよ!

 

 

 


と、以上のような形での開催です。

先だってからお伝えしている通り、主催は「タゴマル企画」です。
ごく小さな範囲で自由にやる軸は変わらずとも、もう少し、届くべき人の元へ届くような活動にもしていくため、スタートした運営です。
小野さんにせよ3776さんにせよ、どのコミュニティからも半歩くらいはみ出したような場でパフォーマンスしていただくことで、思いがけない出会いが生まれれば。

 

そんなことを考えつつ、活動は拠点としての「多夢多夢舎」と結びつきつつやれればと思ってたんですが、3776さんの機材とマヤマの機材ふたつは、どーしても会場に置けないということが判明。

特に3776さん、"Extended"スタイル新始動に合わせて、新たな機材が増えているとのことで、どのくらい幅を必要とするか、様子を写真で送っていただいたのですが、メールの画像に、物々しいエフェクター群の隣で孤島のごとくステージに浮かぶDDR(ダンスダンスレボリューション)のシートを見たときは、予想外の"機材"に思わず笑ってしまいました。
会場に合わせてスタイルを変えていただくか、スタイルに合う場所を探すか、となったときに、DDRを使うスタイルでパフォーマンスをお願いしたいに決まっているので、会場変更と相成りました。

 

 

 

ところで、チラシがいつもの雰囲気ではないですが、web用のちょっとしたつなぎです。今回も書本&cafe magellanの高熊洋平さんにお願いしておりました。後日追って発表!


まずは、以上のようなことをやりますので、どうぞよろしくお願いいたしますといった塩梅です。
フォームよりご予約も開始しています!

 

多夢多夢茶会 その六

・第一部 「茶会」
開催 4月29日(日)
会場 仙台サンプラザ6F うたごえの店バラライカ
開場 13:00 開演 14:00
料金 予約2500円 当日3000円(1ドリンク付) ※小学生以下500円
出演者 小野健宏(ギター) マヤマ (ジャグリング/マルチインストゥルメンタル) 3776 Extended(アイドル)

・第二部 「話会」
開演 15:30
出演 3776(井出ちよの・石田彰)
料金 投げ銭
※第二部のみの参加も可(要1ドリンク500円)
※第一部開演前・第二部終演後に物販あり

予約
https://goo.gl/forms/Vir5K4NY32CuMaBv2

主催
タゴマル企画
Twitter : @tagomarukikaku​
メール : tagomarukikaku@gmail.com


プロフィール
【小野健宏】
ノイズバンド非知ノ知、14弦完全即興ユニットCorps sans Organe、Impro Jam Band、サイケバンド深海魚に所属している、ギターに於ける即興演奏家
【マヤマ】
2014年結成。全国大会入賞経験者であり、ダンサーやミュージシャンとの共演も多い、プロジャグラーの結城敬介と、舞台作品への楽曲提供や、多数のバンドでも活動するトランペッター南部大地とのユニット。
【3776 Extended】
富士山ご当地アイドル3776。3776の読み方は、「みななろ」。3776は、富士山の標高静岡県富士宮市を拠点として活動。季節ごとにその姿を変える富士山のように、グループの姿も変わり続ける3776。そんな3776には現在いくつかのライブスタイルがあり、今回は「Extended」スタイルでお送りする。

直近のお知らせ

今月は一般公開のお仕事がなかったということで、お知らせ遅れておりましたが、2/25(日)ベガルタ仙台ホームゲーム開幕戦、例年通り試合前後に、ユアスタ北口エントランスにてパフォーマンスいたします。

 

 

時間は、試合前が11:30ころ。試合後が15:00頃を予定しています。



いつになく寒い日が続いていますが、開幕戦ということで選手・サポーターの皆さんとも、気合が入っていることかと思います。その熱気に負けないよう、一生懸命にパフォーマンスします!!



と言うと、途端に嘘っぽくなるのは日頃の行いでしょうか。
いつも通りにさせていただきます。

 

 


今年も、私以外のパフォーマーが多数出演します。
サポーターの皆さまは応援の前後に、逆に、大道芸お目当ての方は、サッカーの観戦も一緒にお楽しみください。

www.vegalta.co.jp







そしてこんなものがスタートしています。
今年はいろいろと動きそうです。はい。

twitter.com

HOGONOEXPO ~Live! Special~ 終演いたしました

「HOGONOEXPO ~Live! Special~」終演いたしました。


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毎度毎度、課題山積で、終わったあとなど反省で気が沈むほどですが、ウェブ上のご感想を拝見する限りでは、大変好意的に企画を受け取っていただいたようで、ただただ励みになります。

また、この企画の出発点のひとつでもあった3776さんと石川浩司さんの物販列に、友人を含む初見の方々が、多くの列を作っていたことも、主催者冥利に尽きる出来事でした。

 

 

 


みなさんのパフォーマンスの写真を!

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撮影:本郷仁一

 

 

観客の皆さまのようすを後方から、また最初に書いたように、SNSのご感想から伺っていて、良い部分も悪い部分も含め、ご反応をありがたく受け取っております。
そして、普段とは少し違う環境ややり方で進行するライヴの提案を快く引き受けてくださった出演者の皆さまにも、改めて感謝申し上げます。


企画が動き出した頃、ここで少し書いていたのですが、私は組み合わせること、オーダーを作ることに特別に偏愛があるようで、今回もまたそうした試みのひとつだったのですが、数多くのイベントにご出演されているであろうゲストの方々から、中々ないイベントで楽しかったとありがたいお言葉をいただいたのも嬉しく思いました。

 

 

 

そして、当日の配布物を書本&cafe magellan店主 高熊洋平さんにご担当いただきました。いつもながら時間のない中(本当にすみません...)、美麗なデザインとイラストに仕上げてくださいました。

 

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二つ折りで、中には皆さん自作の「年表」が。

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あとですね。BGMについて少しだけ聞かれたりもしました。
さすが井出さんにはしっかり伝わっていましたが、アイドル曲を多く交えた、ここ数年リリースされた国内の音楽縛りで作成していました。


以下にひっそりとセットリストを。
「マヤマ」のパートナー南部くんもそうなのですが、こういう選曲にやたらと時間をかけてしまいます。これもまた組み合わせ遊びのひとつです。

ゴッホ - 水曜日のカンパネラ
トゥナイト、トゥナイト - 禁断の多数決
ON THE LINE - Tomggg feat.矢川葵
LOVE SUPREME - Have a Nice Day!
あわだまフィーバー - BABYMETAL
Renaissance - PUNPEE
スライド - ・・・・・・・・・
なっちゃん・なっぽー - BELLRING少女ハート
Radicalhead - There There Theres
ブルーハワイ - SUSHIBOYS
ニューロマンサー - おやすみホログラム
サマタイム・キル - Summer Rocket

 

 

 

 

今後も、パフォーマンス活動と並行してイベントを企画していければと思っています。腹案も二、三ないではないので、お付き合いいただけましたら幸いです。

 


最後になりましたが、20年を迎えたホゴノプロフィスを今後ともよろしくお願い致します。WSやパフォーマンスのお声がけなどなど、お待ちしております!!

www.hogonopro.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すいません。関係ないんですが、イベント直前のタイミングで発表されたゼアゼアの新曲が「Burnable Garbage」って。[燃えるゴミ]です。思わず笑ってしまいました。 「c.a.n.d.y.」以来二度目のブラー・リスペクト(パロディ?)曲。ライヴで見られるのが楽しみです。

HOGONOEXPO ~Live! Special~について(3776さんのご紹介を力みがちに)

「HOGONOEXPO ~Live! Special~」まで、約一週間となりました。
まずはインフォメーション。


「HOGONOEXPO~Live! Special~」

日時 : 1月27日(土) 開場17:30 開演18:00
会場 : 仙台市市民活動サポートセンター 市民活動シアター(http://sapo-sen.jp/access/
入場料 : 予約2000円 当日2500円 ※小学生以下500円
出演者 : 石川浩司・チャタ・3776・燃えるゴミ・結城敬介
予約フォーム : https://goo.gl/forms/pRQiUhHQBCsbfL153
ホームページURL : http://www.hogonopro.com/fil_1./Hogonoproffice_EXPO.html

 

 

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追加情報としまして、小学生以下は500円でご覧いただけます。ご家族連れで、ぜひ。

 



今回のイベントは、代表の本郷がお声がけした石川浩司さんをのぞいた三組を、私がブッキングいたしました。というわけで、今日はお三方のご紹介を。

 

 

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まず燃えるゴミさんは、前回の「多夢多夢茶会」に続いてのご出演です。
それぞれのご活動は別として、ユニットとしてのパフォーマンスは今回が三度目。つまり「茶会」が二回目。パフォーマンスの頻度から言って仙台を中心に活動しているといってもいいくらいですが、東京が拠点のユニットです。

おふたりのパフォーマンスは、チラシでは便宜的に「演劇」としたものの、ジャンルに当てはめるのが大変困難です。ダンスあり、コント(?)あり、クイズ(??)あり、とにかくあらゆる説明がピンとこないような類のものです。しかし、奇を衒うためのパフォーマンスではなく、おふたりのキャラクターの無二のコントラストは、一度見れば記憶のどこかに引っかかり続けて、感覚を新たにする何かがある、そんな手触りを残すことでしょう。

 

 

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"マスクマスクマンマン"ことチャタさんは、昨年の「空転劇場」ではじめてご一緒させていただいてから、一発でファンになってしまい、すでに仙台でも何度かパフォーマンスされていることもあり、いつかはお招きしたいと思っていたところで、我々のイベントを開催することになり、ぴったりのタイミングでした。

というのも、ホゴノプロフィスのキャッチコピーでもある「あなたのハートにラ・ケブラーダ!」は、覆面レスラー、ウルティモ・ドラゴンの得意技ですから「パントマイムプロレスリング」を演じる、覆面パントマイムレスラー・チャタさんへのオファーはもはや必然というものです。
そして、皆さまには、この演目の突拍子もなさと共に、覆面越しにも伝わるチャタさんの柔和なお人柄が作るステージの雰囲気をお楽しみいただければと思います。

 

 

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元々今回のイベントには「アイドル」をお招きしたいという個人的目論見があり、ではどなたにお声がけしようかと考えたとき、昨年を通じて私が知り得たアイドルのなかでも、最も音楽表現の先を目指したアイドルであり、同時に、井出ちよのさんのかわいらしさと共に何とも言いがたいユーモアのあるパーソナリティが違和感なく同居したあり方に、すっかりファンになってしまった、3776さんにオファーさせてもらいました。



しかし3776さんの活動の紹介は、前回の記事でも少し書いたように、なかなか一筋縄では行きません。プロデューサーの石田さんが、全国の役所に直接、ご当地アイドルを作らないか掛け合ってはじまった活動であること、メンバーチェンジの多かった前身グループのこと、3776として複数のプロジェクトを並行的に進めていること、アイドルとしてだけではなく、広くポップミュージック全般からみても、強くコンセプチュアルで、規格外の楽曲を送り出していること、そのすべてに過不足なく触れて紹介することは、私の手に余ります。

おそらく、今のアイドルシーンで最も異様かつ無類の楽しさを持つ【同じ名義の二人のアイドルが、一つの空間で一定の距離を置いて同時に・または時間差で同名異曲を(最近は全く別の曲も)パフォーマンスする】ライヴというか、ほとんどサウンド・インスタレーションと見分けのつかない「LINKモード」についてだけでもさらっていきたいところですが、私自身、静岡や山梨といったホームタウンでのライヴを見れていないことから、それにも躊躇があります。ご興味があれば、記事をチェックしてみてください。

miteco.jp

r-p-m.jp


今回のイベントでは「3776 Season♯3 Neo」という形態でご出演頂きます。
昨年夏に、3776さんの知名度アップキャンペーンを眼目に「全国行脚」として日本全国を渡り歩きライヴをしていた活動の延長に当たります。
ちなみに、イベント後の物販で、以下の県にお住まいであれば、免許証などの証明書を提示の上、先着で"認定証"をいただけるそうです。宮城県(残4)、福島県(残8)、山形県(残9)、秋田県(残7)、岩手県(残2)

この夏の活動は、ライヴを含め、Youtubeでライヴ配信され、その記録は公式チャンネルから今でも見ることができます。井出さんが各地でカメラに向けて飄々と状況を語り、ときたま石田さんの指示があるのでしょうか、微妙な間を伴い、私などはこの空気に3776さんの、いわゆる「アイドル」性を感じたり。
ライヴでの井出さんのMCも、絶妙なざっくばらんさで、おそらくエキスポでも見どころのひとつになるでしょう。


3776さんの映像は、あえて貼っていなかったのですが、活動の一形態である「3776 Extended」から「僕だけのハッピーエンド」を。井出さん自らルーパーを操作し、プロデューサーの石田さんがギターを演奏されています。
浮遊感のあるギターも、井出さんの、幼くもはっきりと個性が刻まれた声も、ひたすらに素晴らしい。音楽に疎い私でも、これぞ名曲と言いたくなります。

 

 

いやいや、3776さんのご紹介だけ力んでしまいますが、特定のグループや人の知名度とは裏腹に、「アイドル」は、まだまだ一部の好事家の間でしか、面白さを共有できていないのが現状です。逆に言えば、その魅力が届くべき人のところまで届いていないジャンルと感じています。ゆえに、熱が入ってしまうわけですが、これいわゆる「オタク」の振る舞いでもあるわけです...仕方ありません。

ともあれ、3776さんを始めとした、今精力的に活動しているインディーズのアイドルの表現の実際を知るなり、私たちの持つ、ひどくざっくりとした「アイドル」の認識は、すぐにでも更新を迫られるでしょう。
そして、パントマイムにもジャグリングにも、あるいはジャンルに当てはめることが難しい表現にも、私たちが出会っていない面白さ、楽しみはまだまだ存在しています。

願わくば今回のイベントにお越しいただいた皆さまに、その未だ出会うことのなかった面白さのわずかだけでも、感じていただけたらと思います。

 

 

 

あ!そうそう、イベント後の物販では、3776さんや石川さんのCDを買えるだけでなく、私たちホゴノプロフィスもいくつか(しょうもないものを)出品します。
その中で、初心者向け教則映像をおまけに付けた、ジャグリング用のボールも販売予定です。

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ちらっと。

 



というわけで、我々は皆様のご予約を待つのみです。
どうぞよろしくお願いします。

「HOGONOEXPO~Live! Special~」

日時 : 1月27日(土) 開場17:30 開演18:00
会場 : 仙台市市民活動サポートセンター 市民活動シアター(http://sapo-sen.jp/access/
入場料 : 予約2000円 当日2500円 ※小学生以下500円
出演者 : 石川浩司・チャタ・3776・燃えるゴミ・結城敬介
予約フォーム : https://goo.gl/forms/pRQiUhHQBCsbfL153
ホームページURL : http://www.hogonopro.com/fil_1./Hogonoproffice_EXPO.html

新年おめでとうございます

遅ればせながら新年おめでとうございます。
今年もパフォーマンス活動に企画やWS等で活動してまいります。どうぞよろしくお願いします。

 

 

と、ご挨拶もそこそこに時間を昨年まで戻します。

昨年は、かなり意識的にライヴへの参加を増やそうとしていた年でした。わたしのパフォーマンスは音楽へのこだわり(あまりポジティヴな意味ではありません)があり、とはいえライヴ経験が多かったかというとそうでもなかったことを省みて、ハイレヴェルな演奏を聴けるブルーノートなどにもどんどん通ってみよう、という算段でしたが。。



時々の雑談めいた話で触れているように、昨年はいわゆる"地下アイドル"と言われる、ライヴハウスを活動のメインにおいているアイドルのライヴを見ることが圧倒的に多くなっていました。BABYMETAL以来、なんとなく潮目が変わったのだろうという予感と友人たちの行動を頼りに、できるだけシーンの広さを探ってみようと思ったのが、沼。ここまで面白いシーンだとは全く想像できていなかったのが本当です。

新年に入ったものの、まずはこの私的なまとめをやっておきたいなという次第。昨年個人的に面白いと思ったグループのごく一部を紹介の形で。長くなりますが、どうぞ。

 

 



まずは地下のシーンへ開眼させられるきっかけになった「ヤなことそっとミュート」。


特徴的なグループ名の由来は、公式サイトによれば「ヤなことだらけの日常をそっとミュートしても何も解決しないんだけど、とりあえずロックサウンドに切ないメロディーを乗せて歌ってみる事にする。」とあり、ともすればありがちな、内省的な少女たちの葛藤を思わせるのですが、ご覧の通り、パフォーマンスは、観客へ訴えかけるエネルギッシュな強さを持っています。

また、"地下"という響きから想像される運営上の粗雑さ(これは残念ながらイメージ通りであることもしばしば)は"ヤナミュー"に限ってはMVを含む広報物、サウンドエンジニアでもあるプロデューサーの慎秀範氏が作るサウンドも、およそ"地下"のクオリティではありません。

ヤナミューのライヴは、とにかく手抜き知らずという印象で、体力を使い切る意味での全力感とは少し違い、尻上がりに熱っぽくなるフロアへに応えることにおいて、全力であるという感触があります。分かりやすいサービスではなく、観客の期待や熱狂というプレッシャーを受け止め飲み込むような...自身に酔うことなくエモーショナルなさまには、いつも感動させられます。そのパフォーマンスは、荒削りであることを超えて遥かに魅力的です。

 

ステージのパフォーマンスでエモーショナルであることにおいて、今"アイドル"と呼ばれるジャンルで活動しているパフォーマーたち以上に優れたパフォーマーはそう多くはないのではないでしょうか。 

amiinAはそう多くライヴを見れていませんが、大阪でのフェス出演で演じられたこの曲の素晴らしさは昨年最も印象深いパフォーマンスの一つです。
アイドルにおける「若さ」の商品化は批判もあり、一面的に語るべきではありませんが、この曲で二人が目を合わせ手を取る瞬間に溢れるのは「若」いパフォーマーならではのエモーション、輝きである気がします。

 

 

多様化するジャンルやコンセプトの複雑化に伴い、いま、「アイドル」は自分たちの活動に自覚的でなければなりません。 その自覚において最も先鋭的なグループが「・・・・・・・・・」です。正式名称も存在せず、メンバーは目を隠し(これが素顔という設定ではあります)、やはりそれぞれに名前はなく「・ちゃん」と呼ばれる。
なぜそのような活動形態なのか、ここで説明しだすとひどく長くなりますので、ご興味があれば公式サイトやヲタク(ファン)の方々のブログなどをどうぞ。



ひとまず私が触れておきたいのは彼女たちのパフォーマンスの無類の楽しさです。こんなに楽しいグループは他にそういません。
例えばこのSajjanuというバンドによる変拍子のインスト曲に振り付けられたダンスは、奇矯さではなく"いわゆる"アイドルとしての振付であることをストレートに打ち出しつつ、絶妙なタイミングで挿入されるスキャットともつかない掛け声(?)がドライヴ感を増していきます。ダンストラックでは初音ミクやMasaccreと幅広いカバーを試みつつ、オリジナル曲ではシューゲイザーやドリーム・ポップと呼ばれるジャンルを軸にパフォーマンスしていますが、このオリジナル曲も魅力的で、今月には1stアルバムがリリースされます。その名も「         」(半角スペースが9個)。
ついこの前、先行フリーダウンロードがあり、年末はこのアルバムしか聴かなかったくらいお気に入りです。

www.trash-up.com

(どうでもいいですがサイトをスクロールすると出てくる言葉の中に「ジャグラー」が出てきますね。パチンコの方?)

 

 

 
地下アイドルのファンコミュニティでは、なかば自虐的に"楽曲派"という呼称があり(本来アイドルの可愛さ・頑張りや成長などを楽しむところ、楽曲のクオリティを免罪符に、やや斜に構えてアイドルを楽しんでいる人たち。くらいのニュアンスでしょうか)、言うなれば私もどちらかと言えばそのような一派に属することになりますが、ごくごく単純に言って、アイドルの曲は幅広く、楽しいものばかりです。上に挙げたグループの曲からしても、粗製濫造の誹りを受けるアイドルポップス(もちろん偏見でしかありません)とは到底呼び得ないものでしょう。
スティーヴ・ライヒからの影響を公言し"現音ポップス"を標榜するサクライケンタプロデュースの「Maison book girl」については以前も簡単に紹介しました。

 

このグループは音楽性のみならず、年末に行われた4thワンマンはメンバーの言葉を借りれば「大グセ祭り」というほど、"ブクガ"が一筋縄ではいかないアイドルグループであることを示唆した仕掛けを、多数織り込んだ広い意味で演劇的なライヴでした。
アイドルは大衆芸能であると共に、プロデューサーを中心としたクリエイティブチームの"作家性"とでも呼ぶべきものが自由に発露する場にもなっています。

ここで例えば妹分グループである「クマリデパート」から両者の共通点や差異を見ていくと、サクライさんの作家性が見えてきそうです。

 

アイドルカルチャーに親しむと、知り合った方々から挨拶代わりに「推しは?」と訊かれるのが常で、どうにも「推し」文化にはしっくり来ないまま「箱推しです」(グループ全体が好きなこと)とお茶を濁すくらいでしたが、これも先日少し触れたようにわたくしの「推し」はMaison book girlの矢川葵さんです。なにが良い映像かなと探しましたけれど、イレギュラーなライヴながら、その気迫と集中力が映像越しにも垣間見えるバンドセットの映像を。語りだしたら別エントリを必要としてしまいますので、まあとりあえず。

 

 

 

そして、実はここでも何度も触れようとしてできなかった2つのグループの紹介を。

 

凶暴な音と惜しみなく振り絞るようなパフォーマンスで異様ともいえるステージを作り出しているサイケデリックトランス・アイドル「MIGMA SHELTER」です。
最も新人で2ヶ月、このグループに参加してからステージに立ち始めたメンバーで8ヶ月という、普通であれば右も左もまだまだわからないはずの素人が、ここまでになってしまうというディレクター田中紘治の演出力には、危うさを含みながらも抗い難く惹きつけられてしまいます。

 

そして同じく田中ディレクターの手による「There There Theres」。今までは一曲ずつ張り付けていましたが、このライヴに関しては通して見ていただきたい。
一曲目の「メタリクス」からして、地響きするほど太く重いベースラインも無頓着に体育座りからスッと立ち上がってはまた座り、たどたどしくも耳に残る英語詞を歌うオープニングに、我々が知っていた「アイドル」とは全く別の何かを見せられている確信を抱かせ、その後のステージに漂う陰鬱さと形容しがたい熱、とてつもなく感情的なコールを叫び返すフロアの有り様に、単純に開放的なのではなく、それぞれの抑圧をこじあけるようなエモーショナルさを感じて言葉を失ってしまいます。
このセットリストは通称「イン・ザ・ダーク」と呼ばれるあえての暗い曲でまとめられたライヴで、むしろ全アイドル中もっとも多様なジャンルを飲み込んだグループでもあるだけに、セットリストの変化で見せられる表情の多彩さも大きな魅力です。



今でもこの二組についてはどう語ることができるのか、黙るか/無際限に語りを続けてしまうかの二択から逸れて適切に過不足なく語れるのか、ちょっと分からないままで、ことのインパクトを他の人にも知っていただきたい!と思いつつ半年以上過ぎてしまいました。そうこうしているうちに、年末には外部の人にほとんど説明不可能な衝撃をもたらした新メンバー加入があったり、界隈は騒然とした状態でもあったのですが、今年も引き続き活動をチェックします。

そして実は、2つのグループには前身となる「BELLRING少女ハート」というグループがあり、この説明を経ないと重大な片手落ちになってはしまうのですが、(そもそもアイドルはコンテクストを理解しないとその面白みを取りこぼしてしまう事が多い)、敢えて乱暴に情報を捨てて、映像越しに見えるステージのインパクトだけ見ていただきたいです。「BELLRING少女ハート」について気になった方はこちらの記事を。

  

いま少し書いたように、アイドルはハイコンテクストな芸能であると言われており、そのグループやシーンについての理解が深まるほど面白くなるジャンルです。ですので、ざっくりした紹介は一面的にならなざるを得なく、またそのようなコンテクストの理解に伴って「アイドルのコード」らしきものが飲み込めるようになってくる。
これは何が言いたいのかというと、彼女たちの一般的な意味で共有されている歌唱・ダンスのスキルの低さについての受け止め方です。曖昧な言い方ですが、スキルの低さは問題にならないと同時に問題でもある。スキルが低いからと言って見るに値しないかといえばそんなこともなく、むしろ私が学ぶことすら多い。しかしスキルが低い"からこそ"良いわけではない。スキルは身についていくし、高いに越したことはない。プロに及ばないスキルだからといって看過されるわけでもない。ただ、我々にそのスキルの発露の仕方を読むのに一定のリテラシー、「アイドルのコード」が必要とされるだけです。
そのコードは、狭義には南沙織を起点とするアイドル史の積み重ねと、広義には、ひろく人間が人間に感じる魅力の様々が形式化したものとの、混合物です。ローコンテクストに享受できるスキルフルなエンターテインメントとの単純な比較には意味がありません。というか、よくスキルの巧拙の問題で比較されもするK-POPだって、観客のコールの熱さなどの、雑多に見える要素抜きで見たって、やはり片手落ちだと思っています。ステージパフォーマンスやパッケージされた楽曲作品に視野を限定するのは、相対的に可変するひとつの方法でしかありません。

 

と、まあ、一旦はここまで。
こんな程度の記事でも、自分でも不思議なくらい、アイドルについて書くのは難しいです。だけどそろそろ切り出しておかないとなあという気持ちも長らくあり、ようやくという感じです。

 

 

最後に、今月27日(土)の「HOGONOEXPO ~Live! Special~」にご出演いただく3776さんをご紹介するのが自然な流れなんですが、実は3776さんはアイドルのハイコンテクスト性でいうとなかなかに複雑なほうだと思っていて、もちろんそのまま虚心に眺めても井出ちよのさんの魅力も楽曲の素晴らしさも伝わりはするのですが...これは別記事で。

まずは宣伝だ!!

 

「HOGONOEXPO~Live! Special~」

日時 : 1月27日(土) 開場17:30 開演18:00
会場 : 仙台市市民活動サポートセンター 地階 市民活動シアター(http://sapo-sen.jp/access/
入場料 : 予約2000円 当日2500円
出演者 : 石川浩司・チャタ・3776・燃えるゴミ・結城敬介
予約フォーム : https://goo.gl/forms/pRQiUhHQBCsbfL153


各出演者のご紹介ははこちら。