空転劇場は無事に終わり、そしてホゴノエキスポ2017、ゲスト発表へ ※12/5追記

「空転劇場 Vol.9」が無事に終演しました!

 

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※公式より拝借

 

引き受けておきながら、なんで私がMCなどしているのかさっぱりわかりませんが、とても楽しませていただいたことには間違いなく、パフォーマンスも、この舞台でかけさせてもらうことで得られるものが多くありました。


今度は観客としても東洋館を訪ねてみたいですねえ。



さて、今月の大きなお知らせは、そう、2017年に開催されるホゴノエキスポのゲストについてです。

 

ことの始まりはたしか6月...となると長くなるので端的に。


来年のホゴノエキスポは、長崎在住のジャグラー、大橋昂汰さんをゲストにお招きします。


Ball Juggling


若くして世界中のジャグラーから熱い視線を受ける、紛れもない才能の持ち主です。

 

そんな大橋さんのパフォーマンス、だけではなく、夏頃から着々と仙台の有志と共に、グループ作品を創作しています。大橋さんのキャリア初、自身が出演しない純粋な演出・振り付け作品をエキスポで発表します。

 

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この土日に二回目の来仙となった大橋さん。仙台のジャグラーと、考え、ときに遊びつつ創作を進めます。右隣に座るのはジャグリング雑誌「PONTE」編集長の青木さん。今回の企画の取材に訪れてくれました。

 

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寒い寒いと言っていた仙台も、この土日は気候に恵まれました。お昼をみんなで食べたあと、天気のいい公園で出演者にインタビュー。この記事は近々公開予定とのことです。

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二人との再会も楽しみですが、何より、作品を通して何か色々なものが動いていく予感に胸躍ります。

ホゴノエキスポ2017は1月21日に開催です!

 

 

 

※空転劇場の写真をいただいたので掲載。

 

そしてちらっとだけ元ネタというのか典拠というのか、ご紹介します。

 

 

随分前から試したいと思いつつも、身体がついていかないので実現しなかったモーリス・ベジャールの「ブレルとバルバラ」からの...パロディというとちょっと違いますが、私の身体にもついていけるようにしたものが、ボールのパフォーマンスのベースです。

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たいそうキュートな振付なんですが、バレエの素養もなく、そもそも群舞であるから細かなニュアンスを移し替えようなどと思わず、そのキュートさにだけ導かれてのパフォーマンスです。人前に出せるのはいつになるかわかりませんが、今後もこれを詰めていこうと思っています。

 

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リングはジャグラーである宮野玲くんのテクニックを真似して始めたものです。始めたのはもう4年前ですが、そこからなんとか自分の動きにできているなというものを2年前まで人前に出していました。風に弱いから、もっと単純に飽きたから、という理由からやっていなかったのが、今回は久々の登場、という形。
しかし先日改めて宮野くんが公開しているJJF2013予選映像を見直したら、今でも無意識に似通った動きをしていました。宮野くんの動きは、3年経っても色褪せず、落ち着きと滑らかさがあり、見ていて気持ちがいいです。

それと、全体のイメージはErik Abergさんのボールとクラブのパフォーマンス。似ているかというとどうでしょうか、わかりませんが、近年最も影響を受けたジャグラーの一人です。

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トークは...特にありません。素人のでまかせです。 
そんなものでも、長いこと人前に出てたおかげか、図々しさだけで笑っていただけるのだからありがたいことです。


そういえば先日テレビ番組で東洋館が映されて、しかもそこが私の使った楽屋での撮影だったので田舎者としておおっと思いました。いずれ観客として東洋館を訪れたい意を強くしたのでした。