20190123 ゼアゼア解散発表後のステージについて

先週の水曜日、新宿ロフトのイベントにゼアゼアが出演するので、観てきました。元々観にいく予定だったけど、まあ、解散が決まってしまい、加えて私がこの5人でのステージを観るのは、これが最後に。

 

解散発表後、なんとなくアイドル全般の音楽を聴かなくなってしまい、そこまで意識してたわけでもないのに、この日ゼアゼアを観るまではと、妙な「アイドル断ち」がひそかに行われておりました。それで気になっていたのは、実際ライヴを観たら、どう感情が動くのかな、というところでして。思いがけず泣いたり、打ちひしがれたりするのかと...結論から言えばそのようなことはなく、単純に楽しい、いつも通りのゼアゼア体験でした。

 


あまたのヲタクらを感涙せしめる、熱く滾るシングル曲の「スナッキー」から、いつもはラストにパフォーマンスされることの多い「Burnable Garbage」、そして新曲の「STOP」という、弾けるような曲が連続する、わりと珍しいスタートから、ムーディーなトーンと幼さが引き立て合う独特のバランスをもった「NYRON FLAMINGO」を蝶番にするようにして、「白昼夢」「There's something behind」や「SOIL」で、"ダーク"なムードへと転調する、田中Dの構成の妙が冴えるステージです。ラストは、もはやニューアンセムと化した「Sunrise=Sunset」で締めくくり、と思わせて、ラストのポーズを維持したまま「ペリカン」のイントロが!これ、素晴らしかったですね。


20190116 THERE THERE THERES choir loft Vol.5 新宿LOFT

子供っぽいのにグレースフル。最高です。

 

  

そうそう、昨年の夏に行われたワンマンライヴの映像が配信開始されました。ゼアゼアではこのライヴでしかパフォーマンスしていない、レアなベルハー時代の曲もあります。

filmuy.com

 

四人体制ではまだライヴがあります。ラストも近日発表とのこと。www.theretheretheres.tokyo

 

 

 

 

体調崩したり、慣れない企画書をガリガリ書いてたりで、もう見てから一週間経ってしまったうえに、このあとそんなに書くこともないんだけど、じつは、落語に開眼して、やはり熟達した芸はすごいな...となっていた直後だったので、ゼアゼアですらつまらなく感じてしまうのかもしれないな、と思いながら臨んだイベントでもありました。結果、まーそんな心配など全然ふっとばしてしまうのだから、ゼアゼアは、アイドルはやはり面白いなーとなっていたのは、改めて書いておこう。