20190522 映画のことなど

GWが終わり、風邪を引き、日立に行き、練習場所を見つけ、近所を探訪し、ソラマチに行き、三社祭に行き...要するに生活をしているうちに時間が経っていました。

 

家の周りのことや仕事のことなど、新鮮な事柄は多いはずですが、いちばんフレッシュなのは新居という環境それ自体で、なにせほぼ20年ぶりに部屋を新たにしているのだから、端的にキレイ。それなりに古い建物ですが、窓も広く見晴らしも日差しも清々しい。また新たな心持ちになったおかげか、積読や溜まりに溜まっていた録画を消化する、「いつか読む/見るだろう」というまさにその「いつか」のタイミングが巡ってきているのです。これがまたいい気分なんですな。

 

本当にしばらくぶりで毎日映画を観ていて、アルドリッチクワイヤ・ボーイズ』やゼメキス『ユーズド・カー』など、アメリカ映画はこれだからやめられないな、というものもあり、しかしなんといってもジョン・フォード『ギデオン』には心打たれてしまい、これこれ、「映画」ってこういうことですよと気持ちを浮き立たせていたのでした。フォードの映画ほど、何もかもがどうでもよくなってしまうくらい素晴らしい映画はないんじゃないか。あまりにも魅力的な役者たち...

 

時間は一気に戻って引っ越し前の4月下旬、仙台で三宅唱さんの映画講義に参加したのも、いい下準備だったかもしれません。トニー・スコットを題材に映画の見方を講義する三宅さんは、作り手と観客の視点を自由に行き来するようで、現場感覚に基づいた分析も、いやらしさのない手付きで爽やかかつ鮮やかなものでした。事実、それほど映画に詳しくない参加者の方も講義をかなり楽しんだというお話も。
そして個人的には『アンストッパブル』から見える、ある主題が、この映画に対する自分の印象を強く補強するもので大興奮。思わず講義後に三宅さんへあれこれ話しかけてしまったのでした。。『ワイルドツアー』の感想も、かなり踏み込んで伝えられたのが嬉しい限り。

 

そんな三宅さんの講義はあと2回残されているそう。
5月26日(日)14:00からカワムラビル3F bd bd bdにて...お、もうすぐじゃないか!仙台市民を中心に、ぜひ行ったほうがいいです、このイベントは。

 

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主催菅原さんのFBより拝借

 

 

仙台と言えば、6月2-3日は昨年に続いてとおがった大道芸へ出演!そのあとも仙台での仕事が決まっております。ぜひぜひよろしくお願い申し上げます。