HOGONOEXPO2015のようす、と余談

今年もまたエキスポの様子をまとめました。

ゲストはMC SHIGEさんとおこたんぺさんのお二方。SHIGEさんにはトークショーから世界ハイパフォーマンス王選手権の司会を、おこたんぺさんにはWSとエキシビジョンパフォーマンスを行っていただきました。いつにも増して「濃い」ゲストのお二人に、イベントから打ち上げまで、一貫した渾身のサービス精神を頂戴しました。その一部でも動画から伝わればよいのですが...




ここ二年ほど、本当に多くの来場者の皆様に恵まれているホゴノエキスポですが、今後ともご贔屓くださいませ。


さて、ここからが余談です。
年明け早々から、めずらしく平行していくつかのことが動いています。そのひとつは、クローズな場でのステージなので、まだ多くの方にご披露できる機会はなさそうなのですが、ジャンル違いのパフォーマーの方とのユニットパフォーマンスをすることになりました。私としては稀なことに、ごくごくストレートなエンターテインメントになっているかと。しかし映像で確認すれば体の使い方など、衒いが抜けきらず、なんとも理想とはほど遠いものだったりします。それに引き換えご一緒させていただくパフォーマーの方は「キメ」がきっちりとしていて、輪郭が際立っており、どうもこれは引き立て役になってしまうぞという気配がしております。練習しないと...

あとは、春頃に向けて新しいものを準備しています。
こちらは期せずして主題が与えられ、その周りを巡るように、どうアプローチしたものか本や絵を眺めながら色々と探っていくうち、保坂和志さんの『朝露通信』に偶々行き当たりました。自分の創作と直截的な関係はなにもないのですが、小説から遠ざかっていたところに、これほど身に迫ってくる作品に出会うとは、嬉しくもあり、あまりのことにたじろいでもいます。
『朝露通信』は新聞紙上で連載されていたようですが、本の見開きごとに数字がつけられ、連続性は与えられていながら、話が飛躍したり、跨ったり、そして何より、わずか二ページのなかで本当に多くのことが書かれており、かつ、それが、圧縮されて集中するわけではなく、様々な次元に散らばっていく感じ...いや、散らばっていくというの適切ではないですね。中心があって、四方に拡散するわけではありません。何と言ったらよいものか。まだ途中なのですが、読みながら、今までにない読書体験をしているという思いを禁じえません。

そうそう、春には、うまくいけば、もうひとつふたつ、お知らせがあるかもしれません。

また更新します。