20190911 Maison book girl 「yume」

発売当時に書いていたんだけど、公開に至らなかったのを、今更見つけた。今年はざっくりでもなんでも形にしていくことが決め事なので、この際公開しちまおう。語尾など細かいところ以外はほぼリライトしてません。アルバムリリース以降、大きいワンマンも4本…

20190904 「テン年代アイドル論」、またはオタクであることについて

※ scaletさんにまさかの課金(月日さんとのチェキ代)ができるようになったそうです。これが都市計画の裏切りというやつか...※ タイトル誤記を修正 5月の上旬、夜の渋谷のバスターミナルで、その後「推し」になるアイドルと初接触のチェキ(複数枚)を見せながら…

20190825 フェスの楽屋話

さてさて、夏も終わりですか。早いような長かったような...いわゆる"夏らしい"ことなどはないままに、月日は去っていくようです。 などと、秋の始まりにありがちな心寂しさは傍らにして、フェスでございました。「アートタウンつくば」です。今回は写真など…

20190816 3776と『歳時記』とワンマンについて、急ぎ足で

いつも通りのジーンズとチェックのシャツを羽織った石田さんが現れ、上手に要塞然と設えられた機材たちの前で手を動かし始めると、WWWのスピーカーから図太いキックが体に触れる。井出さんの高くかわいらしいあの歌声にそぐわない、ブーン、という低音。これ…

20190725 八戸遠征のこと

ようやく梅雨明けも間近。今年は本当にうっとうしい雨続きでした。 色々と停滞気味になっていましたが、先日は八戸へ。「第1回 マチニワ大道芸フェスティバル」です。 マチニワはご覧の通りのフリースペース。通りすがりに誰でも立ち寄れて、お茶を飲んだり…

20190701 BABYMETAL AWAKENS -THE SUN ALSO RISES- ベビメタ再始動について

昨年の重すぎるYUIMETALの脱退について、また藤岡幹大さんの逝去について、ついに何も触れないままここまでやってきました。 確かに熱量それ自体が落ちたといえばそれは否定しがたく、とはいえ幕張・SSAと2公演"ダークサイド"のベビメタも観ていました。し…

20190627 上半期好きだったものたち

今日は、タイトル通り、上半期に好きだったものを選ぶ回です。まあ、常から好きなものの話しかしていないのだが、それは酒飲みが何かと口実作るようなもので。 とりあえず音楽から。 アイドル曲からはキリがないんで、思いついたものだけ。・・・・・・・・…

20190618 2度目のNILKLY、または振りコピのヲタク

ここ最近、仕事やら何やらが立て込んでいたこともあって、いわゆるアイドル現場から多少足が遠のいて、アイドル文化に距離ができていくのかと思った矢先。世の中にはNILKLYみたいなグループが出てきてしまうのだから困ったものです。いや、ぜんぜん困ってな…

20190613 NILKLY初見からの雑感

うーーーーん、なんて書き出そうか迷ってしまう。 つい数日前に書いていた「NILKLY」を見てきました。が、なんと言うべきかまとまらない感じでして...かといって黙っていたいのでもない。まあまあ、思いつきで進みます。 まず、映像で見ていたときのように、…

20190610 今年もまたどくんごに

大阪でどくんごを観てきました。 予約満席売り止め!という大入の盛況は嬉しい限り。いまだ梅雨入りしない関西で天気も持ち、ほどよい気温だったのも、観劇環境としては抜群でございました。 舞踏家の西瓜さんと、どくんごに縁浅からぬ京都の劇団「ベビー・…

20190607 魔法のような映画、『嵐電』

www.randen-movie.com シネフィルと言えるほどではないものの、それなりに長い時間を映画に費やしてきましたが、「映画」を観る快楽にここまで浸らせてくれた作品はいつ以来なのか、まったく思い出せません。 『ジョギング渡り鳥』『ゾンからのメッセージ』…

20190529 NILKLY始動、あるいは小林潤の衝撃

無事、韓国遠征からきこkNILKLYが見たいです。 つい報告の途中で心の声が漏れてしまいました。 ここ、今年は特に活動報告というよりは雑記の場なので、趣味に淫することをお許し願いたいのですが、ひっさびさにアイドルに心撃ち抜かれてしまった。 今年2月に…

20190522 映画のことなど

GWが終わり、風邪を引き、日立に行き、練習場所を見つけ、近所を探訪し、ソラマチに行き、三社祭に行き...要するに生活をしているうちに時間が経っていました。 家の周りのことや仕事のことなど、新鮮な事柄は多いはずですが、いちばんフレッシュなのは新居…

20190428 高円寺日記

ただ今中央線に乗って帰路、東京の民だ〜という感慨もそこそこに、まずは2日間のフェスでございました。飛び飛びとはいえ空転は関わってちょうど3年目になるグループですが、不慣れと不甲斐なさでうーむとなることも。むずかしい。 初日は雨と寒さに耐えつつ…

20190421 引越し

引っ越しでした。 2019年の上半期ほとんどを費やした一大企画(笑)がなんとか終わりました。 FBや、近しい関係の方々にはご報告済だったのですが、この度拠点を東京へと移します。いやはや、どうなるのか。 それに伴い、仙台でのジャグリング教室だけ一旦休講…

20190413 三宅唱『ワイルドツアー』を観て

special.ycam.jp 東京遠征中に三宅唱監督『ワイルドツアー』を観ました。ほぼ演技経験のない中高生が主演ということで、これは"間違いない"だろうという期待通りの映画でした。昨年の『きみの鳥はうたえる』はもちろん、俳優の魅力を引き出すことにおいて三…

20190331 幽霊とどくんご

scarlet222.hatenablog.com 先般のドッツトーキョー9thワンマンで展示されていた絵画の作者笹田晋平が、なにゆえドッツトーキョーと関わり合うことになったのかというお話。笹田さんは西洋古典主義的な絵画を再考し、またあり得たかもしれない日本美術史とい…

20190328 矢川葵さんのこと あるいは推しについて

解散やワンマンが続いたことで、ほとんどアイドルブログの様相を呈してきましたが、まあ気にすることはありません。その日その時関心のあることを書くと、こうなってしまうというだけの話。また、書ける範囲の話でもあるということ。 最近は特に、ジャグリン…

20190325 「Tokyo in Natural Macine」

諸々の実務とデザイン、演出をチームワークで行うべく「タゴマル企画」は去年の2月に始まりました。というのも、ドッツトーキョーさんをお招きするには、会場規模や広報でどうしても1人の作業に限界があるわけで「多夢多夢茶会」のようには行かないのが目に…

20190323 3776さん、とんでもない

とんでもない。 昨年の『「3776を聴かない理由があるとすれば」再現ワンマン・ライブ』の異様な緊張感のあと、何を見せてくれるのかと思ったら、いや、とんでもない。 「ダイナミクスへの誘い」と題された今回のワンマンは、3部形式を取り、それぞれに井出さ…

20190312 ドッツトーキョーの謎と快楽

私用で上京していたので、半年もタイミングを逸していたドッツさんを観に。大好きな「東京マヌカン」「サイン」に初見の「しづかの海」そして私的ベストアイドル楽曲のひとつでもある「サテライト」...何だってこんなに楽しいのかとしきりに笑ってしまった。…

20190306 小津安二郎とダンス

1週間ぶりに帰仙、の車中。今回は荷物が多くてPCを置いてきたので前の記事もiPhoneで書いてみたけど、しんどい。面白い本を読んだので、その話題もあるのだが。(大量に本を売ったのに、また買ってしまっている!) 最近、友人が「小津安二郎の映画にダンス…

20190303 ゼアゼアのおわりの日

終わっちゃった。ゼアゼア。2019年2月28日木曜日。雨。 「There There Theres」の表記から全て大文字の「THERE THERE THERES」へ。ここではない、遠い彼方をイメージさせられるそのネーミング。ゼアーゼアーゼアーズ。黒い羽とセーラー服。そのセーラー服も…

20190223 インスタの動画

いい加減、家の片付けに飽き飽きしてきたので、ジャグリング。こういうときは、闇雲に体を動かしてもそれなりに満足するのだが、満足すると終わってしまう。ただ、さしあたって具体的に練習したいこともない。その練習したいことがない状態をそのまま人目に…

20190217 Lucas Zileriというジャグラー

インスタで流れてきた。楽しそう。 www.instagram.com 技が面白いのでフォローしてるだけでろくに調べてなかったけど、ショーのティザーみたいなのは既に出していた。部分的でわからないけれども、テーブルの音色に差を出しつつも、音楽によりすぎず、補助的…

20190205

【ラストワンマン】・・・・・・・・・第9回ワンマンライブ「Tokyo in Natural Machine」2019/3/24 (日)場所 東京キネマ倶楽部開場/開演 17:00/18:00前売/当日 3000/3500円 (+1D)Peatix 2/6 22時〜(手売りもあり、詳細以下)https://t.co/7jXAImYd8Tグルー…

20190203 『二重のまち/交代地のうたを編む(仮)』を観る

休日だというのにまたも映画を観に。 komori-seo.main.jp 昨日は一昨日に引き続き、小森はるか・瀬尾夏美の映画と、濱口竜介、岡田利規両名をゲストに交えたレクチャー&トークも。 小森・瀬尾の連名の共作『波のした、土のうえ』『二重のまち/交代地のうた…

20190202 『息の跡』を観る

閑散期なので、休日というのに映画を観に。 komori-seo.main.jp 今日は小森はるか監督『息の跡』『空に聞く』を。特に『息の跡』はよかった。主な被写体である「佐藤たね屋」ご主人の貞一さんは、被災されたのちセルフビルドによってたね屋を再建。また被災…

20190128 にわかK-POP見聞

ところで「〇〇について」式のタイトル、なんだか重苦しいのに、つい癖でつけてしまって。2つ連続した段階で"しまった"と思ってたので、ここらで早々に撤回。そもそも、なくてもいいんですけどね、タイトル。あとから見返したとき楽かなと思ってつけてるまで…

20190123 ゼアゼア解散発表後のステージについて

先週の水曜日、新宿ロフトのイベントにゼアゼアが出演するので、観てきました。元々観にいく予定だったけど、まあ、解散が決まってしまい、加えて私がこの5人でのステージを観るのは、これが最後に。 解散発表後、なんとなくアイドル全般の音楽を聴かなくな…