年の瀬に

今年も残すところあと数日と指折り数えて、毎年のことながら師走を迎えると一年の短さばかり嘆く非才がそこにあるのに気付かされます。進歩がないというか飽きもせずというか、あれこれと振り返ってあの時はもう少しできたのではないかと言っても詮ない無駄口を繰り返し叩くいつもの年末です。
とはいえ、この一年は我ながらユニットパフォーマンスや自主企画、久々の新構成のパフォーマンスと、重い腰をあげて色々したのではないかしらと勤勉な多数の皆様には伺い知れない甘い点付けで満足もしているところでした。

また先日には、劇団ひまわり仙台エクステンションスタジオ開校五周年記念公演『鴇塔森の子どもたち』のワンシーンでジャグリングの技術指導及び振付を担当致しました。出演者の皆さんの飲み込みの早さ、集中力、創意工夫、どれをとってもさすがのもので、たいへん楽しいお仕事をさせて頂きました。振付は初の試みというのもありましたが、裏側では人の縁も重なりあい、印象深くあります。




出し抜けに動画など貼り付けましたが、先日の「笑コン」でのパフォーマンス映像です。マヤマでの"b.a.p"は例外としても、いつ以来かはっきりとすぐには思い出せないほど久々に構成を作りなおしました。これからディアボロでどういうことがしたいのか、朧気ながら輪郭を掴めそうな手触りを得たと感じています。


こちらは「てっぱ会」で震災以降幾度も共演したぽれぽれのメンバー、小鉄さんが帰郷するにあたってのさよならパーティーでの一コマ。慰問ではほとんどすべてのパフォーマンスが即興でしたが、ぽれぽれとの共演を通して、内向きだった自分のパフォーマンスに、いくらかのポジティヴィティが持ち込まれたように思います。



いつもの「ある日のてっぱ会」です。常磐道開通記念イベントへの支援パフォーマンスでした。



来年、という区切りでのことかどうか自分自身にも定かではないのですけれども、いくらか試したいこともあります。勉強、というほどでもない読書も少し道筋定めて取り組もうかと考えていたり...
あと、思いつきなのでどこまで続くかあてになりませんが、本歌取りのようなことを試そうかとも思っています。以前から気にはかかっていたのですが、自分一人で行ける限界––といっても壮絶なものではなく、凡庸だからこそ自分を蝕むような––にいよいよ向き合わねばならない予感がしています。


なにやらまとまりのない記事ですが、仕事も納まった年の瀬、こたつに入りながらの戯れ言とご容赦ください。

今年も多くの方々にご助力頂きました。今後とも変わらぬお付き合いをお願い致します。