ホゴノエキスポも終わって

前回からだいぶ間が空いてしまいました。しかし年を追うごとに冬が嫌いになっていきます。さっさと春になってほしいところですが、まだ先は長そうです。


さて、無事、100名超の来場者の皆様に恵まれつつ、今年のホゴノエキスポも終わりました。

大橋監督の元、半年に渡った集団制作も直前までてんやわんやといった進行にも関わらず、出演者の頑張りによって、ベストと言って差し支えないパフォーマンスができたように見えました。といいつつも、音響の操作もあり、しっかりは見られていないのでして、加えて自分のパフォーマンスでは感じたことのない妙な緊張が。これが親心というやつか、と今年三十路の身空を省みたり。

 

近日に毎年恒例のホゴノエキスポ動画をアップロードする予定です。
そして、今回のエキスポは、正確に言うとまだ続いていまして、これも近いうちにお知らせできればと思います。

  

 


Japan Juggling Festival 2003

 

ちょっと気まぐれに過去の映像を。当時16歳。

日本ジャグリング界最大のイベントであるJJFも、当時はまだまだこじんまりしたもので、技術力も今でこそ世界標準に届くパフォーマーが少なくありませんが、私のこれなどは、今の目で見るならば、どの大会の予選を通ることも厳しいでしょう。


とはいえ、子供なりに工夫がなかったわけではなく、構成も、単線的に道具の数が増えるのでなく、増減があり、また時代的に見ても、かなり意識的に抑えてシンプルなビジュアルの技を選んでいます。この前年も大会に出場していますが、こちらのほうが技数は多かったように思います。

そのようにした理由には、私が最も文学や映画にかぶれにかぶれていた頃の時分ゆえの美意識の発露があり、若年にありがちなメインストリーム(たかだか数百人のシーン)への反抗もありました。ですが、これを若気の至りと笑い飛ばしたい気持ちはさほどなく、むしろ今に至るまで続く問題意識はこの頃から変わらずにあるなあ、とすら思います。いや、でもそれは当然素朴に肯定するものでもなく、二転三転捻じれて足枷となっている部分もあり、ことに構成への意識は、自負するところであると同時に、違和感を与えるものでもあります。



今月ですが、寒いこの時期、オープンな場でのパフォーマンス予定がなかなかありません。
そんななか、明日2/11(土)はまちくるパフォーマーズ仙台で大道芸の予定です。11:00~17:00くらいまでの間、他のパフォーマーさんと順番に、ぶらんどーむ一番町にてパフォーマンスの予定です。ご都合がよい方はぜひ。