速い速いというのも芸がないですが、月日の流れの速さたるや。もう5月ですと。予定です。
4日 TBCハウジングガーデン 緑と風のガーデン 5周年祭
7日 まちくるパフォーマーズ仙台
13日 杜の都仙台ハーフマラソン前日祭 ※予定
23日 空転劇場
28日 ベガルタ仙台ホームゲーム ※予定
今月は一般公開の催しが少ないですが、正式に決まりましたら追加予定の催しもございます。よろしくお願いいたします。
昨日、國分功一郎さんの新著『中動態の世界』を読了しました。最近は読書の時間がうまく作れず、本当はノートなど取りつつ読みたいのですが...ともあれ、久々に集中した読書体験ができました。語学に昏い私には飲み込み難い点も多くありましたが、ジャグリングやパフォーマンスの世界に照らし合わせてみると、ああいう感覚のことかしら、と思いを巡らせるとともに、スピノザやメルヴィルのビリー・バッド論に至ると國分節と言っていいのでしょうか、熱く、しかし精緻な読解が繰り出されて、昨今の流行り言葉で言えば「エモい」あとがきまでページを繰る手が止められませんでした。それにしても、どうしても書かざるを得なかったというアレントとの対話には、哲学に縁遠い私のようなものも巻き込む力が働いています。良い本、音楽、パフォーマンスは、比喩ではなく端的に体に効く実感がありますね。
ところで、文中にメガデスのアルバムタイトルの引用がありますが、國分さんはベビメタはご存じないのかなあ。
中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく)
- 作者: 國分功一郎
- 出版社/メーカー: 医学書院
- 発売日: 2017/03/27
- メディア: 単行本
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