あるばとろすvol.1 終会しました!

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f:id:keisukeyuki:20180609162204j:plain撮影:相澤正太

 

『あるばとろすvol.1』が無事終会しました。

昨年の夏頃、今年1月に開催したHOGONOEXPO ~Live Special!~となるイベントの企画が立ち上がった頃、いつもと方針を変えて好き放題のイベントにしようとして、代表の本郷が石川浩司さんを、そして自分が幾組かのアイドルさんをブッキングの候補を挙げ、そのなかにドッツトーキョーさんもいらっしゃいまして、飛び込みでメールを差し上げたのが、ことのはじまりでした。

しかし、その時は、どうしても都合が噛み合わず、お招きするに至らなかったのですが、運営の方と直接会ってお話させていただくうちに、もうこれは別の形でも実現させたいと思い、「多夢多夢茶会」の企画メンバーと、新たに小野健宏さんにお声がけしました。自分でも意外なほどみんな乗り気で話が進み、あれよあれよという間に"タゴマル企画"が本格的に始動、「多夢多夢茶会 その六」と「あるばとろす」企画の流れとなったわけです。皆が答えを渋っていたら、確実に3776さんもドッツさんも仙台にお招きできていませんでした。

そして、運と縁は続き、今回の会場である塩竈市杉村惇美術館をお借りできることが決まり、さらにそこへ豊富な機材とオペレーションを二人の年長の友人に協力していただけたこと、ギリギリで受付や撮影などのサポートをしてくれた相澤くん、そして、どこの馬の骨とも知れない私達の素人企画に快く応じてくださったドッツさんのご厚意と、非知ノ知さんにぽれぽれさんの出演、すべてがハマったことで『あるばとろすvol.1』は開催できています。

願わくばこのような幸運の磁場に、観客の皆様も巻き込まれて楽しんでいただけたなら、言うことはありません。


タゴマル企画は、具体的な次の予定を控えていませんが、実現を目指しているアイディアがいくつかございます。またお付き合いください。我々もより工夫を凝らして、帰ってまいります。

 

 

そして、最後に、私の個人的な"ヲタク"友達の皆さん、遠くから飛行機やバスを乗り継いで来てくれて、本当にありがとうございます。普段遊びに行くイベントに比して「クソイベ」になっていなければいいなと思います。この機会をきっかけに知り合った皆さんとも、またお話できるのが楽しみです。





で、息つく間もなく次はWJDinTohoku、そして劇団どくんごと続くぞ!といきたいところですが、KAATで公演中の"地点"による二本の芝居が気になっています。これはそのひとつ。

アイドルさんはもちろん、色々面白そうなものを見ておきたいですね。『犬ヶ島』も観に行かないと!


地点『忘れる日本人』


 

 

※あまり本題と関係ない追記

たまたま千葉雅也さんのこのツイートを見かけて、まさしく自分もそうそう、と頷いて、人文学的なアプローチではないものの、企画の基本理念はこういう部分だなあと思いました。

 

そして、飛躍してぱっと思い出した國分功一郎さんが『暇と退屈の倫理学』において使われているユクスキュルの「環世界移動」の概念もまた、同様に企画の根っこに噛んでいるもののひとつだなと。

どこかに移動するのはしんどく、わからないものは鬱陶しいけれど、なにかそういったものが抗い難く「侵入」し、「破壊的」に自分を変えてしまうことが、なんといったらいいか、私なりの"健康術"でもあるなあなどと思い浮かべつつ、同時に、國分さんや千葉さんのアイディアが、やはりいつの間にか私の中で血肉となっていて、何かを思惟するだけでなく、行動にまで影響を与えている側面があるのか、と気づいたりして。

どうということもない、走り書きです。