今年のまとめ お仕事編

思い返せばいろいろあるのが年の瀬。なんといっても今年は、タゴマル企画を立ち上げた年でしたが、順を追って振り返ります!

 

1月

『HOGONOEXPO ~Live Special!~』
毎年恒例の「HOGONOEXPO」。今年は団体発足20周年を祝うべく豪華出演陣をお招きしてのイベントを企画しました。不慣れなところがあり、忸怩たるものもあったのですが、石川浩司さんに「変なイベントだったね〜」とニコニコとご感想を頂いたのが嬉しかったです。あの石川さんが「変」というのだから、余程のことでしょう。

 f:id:keisukeyuki:20180130004506j:plain

 

4月

『多夢多夢茶会 その六』

これがタゴマル企画発足後、初の企画。同時に、今年の私のベストはこれでした。
『HOGONO〜』にお越しいただいた3776さん、もともとは"Extended"スタイルでお招きしたかったということと、もっと良い形でパフォーマンスしていただけるのでは、という思いもありまして、即企画したのでした。
単独の公演企画でなく、オムニバス形式がやはり私の好みらしく、それらをいかにして編集して新たな何かを立ち上げるか、なんです。小野さんのノイズギターが3776さんの浮遊感ある音に重なりつつ繋がったとき、「これこれ!」と本番中に楽しんでしまったのを思い出します。あの名曲「僕だけのハッピーエンド」のアウトロでセッションしてもらいつつ、一人ずつ会場からハケていってもらう形もお気に入りでした。

f:id:keisukeyuki:20180430145006j:plain

f:id:keisukeyuki:20180429160556j:plain

 


5月

空転軌道でベルギー遠征。一日だけの出演でしたが、ふつうに観光としても楽しんでしまいました。
自分たちの写真はないんですけど、このお客さんの数!ヨーロッパのフェスティバルは、ごくごく小さい町なのに、イベントが始まるとどこからともなくこのように人が溢れます。

f:id:keisukeyuki:20181230004626j:plain




6月
『とおがった大道芸』


仙台でパフォーマンスしているとしばしば訊かれる「遠刈田は出てるの?」という質問に、いよいよ「出ました!」と言えるように笑
ごく小さな温泉街の通りのフェスティバルですが、スタッフの皆さんの参加意識が高く、"祭り"として強い形を持っているのが印象的でした。
写真はKERAさん。

f:id:keisukeyuki:20181230004853j:plain

 

『あるばとろす vol.1』

 

昨年末から進めていた企画が実現。
それなりに大きな会場を使うにあたって、そして当日のスケジュールに関して手が届いていないところがあり、課題は残りましたが、ロケーションと出演陣は最高のものをお届けできたかと思います。 

f:id:keisukeyuki:20180609162204j:plain

そして嬉しいご感想が。

note.mu

 

マヤマが終わり、「ねぇ」のイントロが流れて会場後方から黒衣装に身を包んだ・ちゃん達がステージに歩いていく場面、本当に・使がこの世に現れたと思うような瞬間だった。

 

このご感想については、本当に狙い通りに受け取っていただけたと思います。出ハケを隠さない・シームレスに展開するのは私が企画するイベントに多く共通している要素です。
全体を通して今回の演出はほぼすべて私の責任であり(ドッツさんのセットリストは、当然お任せしつつも「ねぇ」のスタートだけは私の希望です)、それがヲタクの皆さんにどう受け取っていただけるのだろう、という緊張感は3776さんのときから変わらずあり、それは私自身がヲタクでもあるからですが、同時に、演出をかけるとしたらこれしかない、という舞台側の立場を通しています。このようなご感想を頂くと、試してよかったなと思います。



『WJDinTohoku 2018』

 

2012年からスタートして、東北六県での開催も果たし、こちらは一度お休みに。
スタート当初に比べて倍くらいの参加者が来場するようになりました。東北のジャグリング界も、様々な交流会や競技会が開催されたりと、後進のみんなで場を作るようになったようで、ひとまずの役目は終えたかなという形です。

f:id:keisukeyuki:20180617225901j:plain

 

8月

『劇団どくんご 「誓いはスカーレット」』

「いらっしゃいパーティー」へマヤマの出演もありましたが、なんといっても二年ぶりのどくんご来仙。毎公演、打ち上げでリミッターなしに批判(文句?)をしても構わない(と思い込んでる)時間は、何者にも得難いものです。

f:id:keisukeyuki:20180831205803j:plain

 

9月

『まちくるカーニバル』

 

三年目!このフェスが目当てのお客さんが増えてきました。
毎年バタバタとしていて写真が全然ない。

フィナーレ前のおふざけの時間が毎年楽しいですが、写真は、まことさんがふざけている様子です。

f:id:keisukeyuki:20181230005810j:plain

 

11月

『あつぎ大道芸』

 

空転軌道。ベルギーからさらにさらに洗練されて、個人的にはベストの空転軌道になっているなあという。参加していて、最も楽しい空転でした。

f:id:keisukeyuki:20181230010339j:plain

 

『せんだいキッズジャグリングフェスティバル』

 

半年間の総決算にして、ジャグリングそのものとして、いちばん新しい領域での試みでした。子供たちへ振り付けることを通して、本当に多く学ぶことがありました。そして、子供だからこそおもしろい、というものが見え隠れしたこの企画、来年以降も継続を目指しています。

f:id:keisukeyuki:20181127084832j:plain

 

 

 

駆け足で振り返ってきましたが、今年は本当にいろいろなことを試した年でした。
来年は、いくぶんぼんやりとした見通しですけれども、やりたいことはいくつかあります。
一番は『せんだいキッズジャグリングフェスティバル』の二回目の開催。もうひとつ、『あるばとろす vol.2』の開催。両方できればいいのですが。

 

ありがたいことに、自分のやることやパフォーマンスを楽しみにしていただける方々もいらっしゃいます。来年も変わらぬお付き合い、どうぞよろしくお願いします。

ひとまず、よいお年を!