久しぶりのお知らせ〜! パチパチパチパチ!
初めまして。アイドル批評誌『かいわい』公式アカウントです。8月末の刊行に向けて、現在編集作業を続けています。今日から「vol.1 Can You Feel The Change Of Idols?」の内容を、少しずつ紹介していきます! pic.twitter.com/9j9JkS4WVZ
— アイドル批評誌『かいわい』 (@Kaiwaaaaai) 2020年7月28日
なんと、アイドルのことばかり話してたらアイドルの雑誌にお誘いいただきました。
お誘いいただいた、どころか、ガッツリと編集部です。なんでや。
オタクの友人は私がジャグラーと知らない人が多く、お客さんでは私がドルオタと知らない人も多いはずなので、ざーっと、もうざーっと沿革を整理します。
えーまず本業についてですが、中学卒業後、2003年からプロジャグラーとして仙台を中心に活動していました。2019年から東京に移住。いまはコロナさんのおかげで開店休業中。細かい経歴にご興味をもっていただけるならば、ホームページに略歴があります。
2010年、毛嫌いしていたはずのAKB48になんとなくハマり始め、在宅ではあるもののSKEなどの「支店」も含めてチェックしていました。ももクロもほんの少し見てましたかね。それが2013年ころまでだろうか。乃木坂はスルーしていて、しばらくアイドルからは離脱。
2015年、たまたまなにかの音楽情報サイトでBABYMETALのMVを見て、わりと曲がいいなと続けてみたソニスフィアのライブ動画で撃沈。その日から狂ったように動画を検索しては、既発のBlu-rayを揃え、年末に横アリへ遠征。翌2016年、どうしても海外の観客の空気を知りたくてベビメタEUツアーに単騎遠征。はるかドイツの地で、ライブで初の号泣、当時の家から5分のところに住んでいるオタクと出会うなどする。
2017年、現在のアイドルの潮流が気になって、色々見に行くことに。さくら学院やBiSHに始まり、ヤなことそっとミュートやギャングパレードを見に行くが、There There Theresと衝撃のご対面。渋谷Milkeywayで見たあと、そのあと興奮がひどくて一人で渋谷の街を終電がなくなるまで徘徊。いわゆる「楽曲派」的な、オルタナティヴ・ロックを中心とした音楽性のグループを、仕事にかこつけて、あるいは仕事のない日も遠征で現場体験する。同年よりMaison book girlの矢川葵さんが「推し」になる。
2018年、本業の方で行っていたオムニバスライブイベントに、3776さん、・・・・・・・・・さんをお招き。いわば「半ヲタ」となる。どういうイベントだったかは「タゴマル企画」をご覧あれ。
2020年、コロナ禍で仕事を失いぼんやりしていたところ、・・・・・・・・・さんとRay月日さんのオタクでありドゥルーズ研究をしていたscarlet222さんからDMがくる。同人誌を作るので、座談会に参加しませんかとのこと。いいですよと安請け合いしたら、編集にも参加することに。気づけば研究者やライター、作家に画家の方々に囲まれていた...
と、まあこんな感じでしょうか。
かんじんの雑誌の中身ですが、批評誌とはいうものの、そこまで硬い話はないと思われます。インディーズのアイドルはこの10年でとても豊かな文化として定着しつつあるという認識ですが、それを振り返る座談会は「界隈」での認識を外にも開く機会になっています。
また研究者の方や美術畑の方がアイドルとどう接近したかの話は、単純に人生の物語としても興味深いはずです。
さて私ですが、現在鋭意論考を執筆中です。こうしてブログでガタガタと書き散らしてきた後はまっっっったく違って、たいへんなプレッシャーです笑 訓練を受けてこなかった無防備さ、丸腰で戦場に向かう気分です。
おそらくあまり前例のない主題を、この機会にとばかりに空振ることを恐れずフルスイングしようと試みます。もちろん、趣味の問題ではなく、ライブパフォーマーのはしくれとして、自分自身の切実さに基づいた話が書き上げられればと思っております。
ということで、こちらの告知はまたあらためて。
そして本業の宣伝もすぐに続きま〜す!