九月の諸々

九月まであと一歩、というところでの台風上陸に備える今日は、珍しくとあるジャグラーにジャグリングを習っていました。年下でジャグリング歴もそう長くないのに、とてもクリエイティブで、ジャンルの表現を更新してしまった、すげージャグラーです。私がもっとうまければ、得るものが大きかったろうに。練習したいので、湿気よ早々に去っていただけはしまいか。

 

では、今のところお知らせできる九月の諸々です!



9/2,4 イーグルスドーム 「大道芸カーニバル」

www.rakuteneagles.jp

いつもお世話になっている楽天koboスタジアムにて、初のステージショーです。もんたさん、華千代さん、オーイズミさんなど、他の出演者も多数。


9/10 ユアテックスタジアム仙台

恒例のベガルタ仙台ホームゲーム試合後のパフォーマンス。北側エントランスです!

9/17 泉マルシェ
シルヴプレさん、サクノキさんとご一緒です。

9/17~25 仙台オクトーバーフェスト

昨年に引き続き。詳細は後日。


9/23 ヘブンアーティスト公開審査

無事一次審査に合格しましたので、東京は池袋芸術劇場にて公開二次審査に臨みます。私の出番は15:45から。

ヘブンアーティストトップページ|東京都生活文化局

 

 

 


先日の土曜、まちくるパフォーマーズ仙台にて初披露となりましたマヤマのパフォーマンスを、編集版で。時系列的なダイジェストではなく、固定で長回しの撮影記録から見えてきた複数のパターンを束ねてみました。回ったり、走ったり、落としたり。。

面白いもので、バラバラに編集したことで、実際のパフォーマンスのリズム感からは遠ざかってしまうものの、この編集から再帰的にライヴパフォーマンスのリズムが変わっていくことがあり得るなと考えたり。


 一年前からやっているバラライカとボールのルーティンは、今回の構成になって、はじめて落ち着きを感じていたりもして、既にして発見があります。やってみてわかることの多さが必要だから、重い腰を上げて何とかかんとかやってるのでしょう。

少し舞台裏を話すと、それぞれのアイディアを出してある程度の時間のまとまりを作るのはひどく億劫で、それでもどうにかまとまってから、二人の細かい動きや移動を補強的に考えていくあたりで、ようやく"ノって"きてパフォーマンスの構成が息づいてきます。このあたり、映像の編集にも顕著だと思うのですが、私は、ジャグリングとはまた別の水準にあるものを「動かして」ジャグリングと言い張ろうとしているというか。。うまく言語化できませんが。


月並ですが、映像もライヴも、面白がっていただければ幸いです。

 

マヤマ、まちくるパフォーマーズ仙台に初登場。 #juggling #仙台#大道芸#ジャグリング

ユウキケイスケさん(@keisukeyuki87)が投稿した動画 -

まちくるパフォーマーズ仙台初登場の予定

「ベビメタの人」(©石田みや from 劇団どくんご)こと結城でございます。残暑厳しき折々に台風二つ三つの上陸、皆さまに於かれましてはお変りなくお過ごしでしょうか。

来る27日(土)、パフォーマンスユニットマヤマは、まちくるパフォーマーズ仙台指定のパフォーマンスポイント「サンモール一番町商店街 藤崎本館前」にて大道芸を敢行すべく、熾烈な雑談とYoutube鑑賞の合間を縫って創作と稽古に勤しみ、締め切りという断崖にかけられたスケジュールという細い綱を渡るアクロバットを交え、昨年の石巻寺フェス以来一年ぶりとなる長尺のショーを天下にご披露する運びとなりました。夏休み最後の休日にステキな思い出を刻むこと必至(または必死)のパフォーマンスを皆さまどうぞご覧くださいませ。
同ポイントでは我々のほかに坂本ツインズとJuggling Performer みみヤローさんも大道芸を行います。

それぞれ11:00~17:00の間に二回くらい、の予定です。時間が定まらないのが大道芸の常。とはいえ観に来て欲しいのが芸人の性。ままならないこの葛藤を乗り越え、皆さまと巡り逢える偶然や運命やセレンディピティやその他のお誂え向きな天の配剤を期待しつつお待ちしております。


 




※本当に関係ない追記。
日付変わって昨日、Red Hot Chili PeppersのUKツアーにBABYMETALがゲストとして帯同ってあなた、このニュースを南部くんと打ち合わせ中に目にして声が出ましたですよ...なぜか無意味に慌てて、バラライカのあちこちの椅子をしきりに整えていたのをツッコまれる。ニュースの唐突さと組み合わせの異様さ、イギリスくらいなら飛んでいきそうになる私のはやる気持ち。あまりに落ち着かなかったので、色々とネガティブな情報(チケットとれないらしいよ?とか、豆粒並の遠さだよ?とか)を仕入れて、とりあえず航空券を予約するかあ、などという暴挙に至ることなく、まずは事なきを得ました。いや、マジで行かないっすよ。たぶん。。

七夕が終わり、

明日からイツフェスです。

五橋公園で開催されるフェス、イツフェス。今年で10回目を数えるこのお祭りにて、パフォーマンスします。バンドや出店もたくさんあるようですので、会社帰りの、あるいは夏休みの勢いで足をお運びください。
(FBページもございますよ)


私の出番は以下。もしかしたら当日の様子を見ながら会場のどこかでやったりもするかも。

9日

17:30,19:00


10日

17:30,20:10



そして、今日まで三日間、壱弐参横丁さんのイベントコーナーにお世話になりまして、パフォーマンスを行っておりました。

断続的にではありますが、震災以前からお世話になっている催しで、いつぞやは友人のアフリカンバンド「ぽれぽれ」と一緒に出たこともありました。その頃は今と違い、市街地でパフォーマンスできる貴重な機会でしたが、一番町での大道芸にいくらか慣れつつある今また壱弐参さんのスペースをお借りしてパフォーマンスすると、あの頃よりずいぶんマシになったなあとそれなりに自分を褒めてやりたい回もありました。

いつもは不満と向き合うことの多い大道芸、今回はいろいろな方に声をかけて頂いたりすることで、こちらも自然に楽しませていただいたと思います。ご覧いただいた皆さま、ありがとうございました。

 


そうそう、初日に引き続き、二日目、三日目も遊んでみました。
Instagamは動画再生時にデフォルトで音声がミュートされているのですが、ちょっとお手間をとっていただいて音を鳴らすと、そこも遊びのひとつと、いくらか伝わるかと(二日目のは別な選曲だったんですけど、まあいろいろありまして、別なものに)。

 
いやー、それにしても編集はおもしろいなあと毎度思います。

イベント毎の映像なども、毎回深更まで及んで作業に耽っています。いつかその時が来たらもう少しアプリケーションなどをグレードアップしたいなあ、そのためにはPCを新調しなきゃなあ、カメラだって欲しい気がするなあ、そのためには仕事を...となりましたところで切り上げ。また更新します。

 

 

七夕二日目。 #ジャグリング#仙台たなばた #juggling #大道芸

ユウキケイスケさん(@keisukeyuki87)が投稿した動画 -

 

 

 

湿気でした。 #ジャグリング#大道芸 #仙台たなばた #juggling

ユウキケイスケさん(@keisukeyuki87)が投稿した動画 -

ちょっとしたもの

仙台は七夕、ということでして、大変な賑わいの街。晴れていても風強く、そこまで苛烈な暑さではありませんでした。


と、今日は思いつきをちょっと。
一分という制限もなかなか楽しそうじゃないか、と。飽きなければ、今後も遊んでみようかと思います。

 

七夕です。

ユウキケイスケさん(@keisukeyuki87)が投稿した動画 -

 

 

いやー、しかしRock in Japan FestivalでのSU-METALの日本語での煽り、気恥ずかしいというか面映いですね。。語順を入れ替えるだけでも結構自然な感じになると思うんですが、どうでしょう。なんにせよ生煮えなので、今後はキャラクター性を担保しつつ本人の口調に近づいてはいくのでしょうね。

ま、喋りのことは言えた立場じゃない...

移転しまして

何となくいづい思い(地元の者でもここぞという時にしか使わない方言が、今まさに的確な表現として選ばれたことにハッとしつつ)のあったまま数年もボヤボヤ続けてたBloggerから、こちらはてなブログへ移転してまいりました。

 

移転した諸々の理由は大したものではないので割愛しますが、タイトルは、数年前に意気揚々と書き物をしていたブログのタイトルを流用したものです。The Coralという、リヴァプールのバンドの曲からの引用です。
現在は私以外の人が関わった記事を二つ残すだけで記事のほとんどを取り下げましたが、残している記事の有用性は減じていないと思うのでここにリンクを。


こう、新しい場に来たと思うとなにか清々しいですね。

 

当ブログは、私が仙台を中心にジャグリングのパフォーマンスをしているので、その活動報告(3割)と、好きなものなどについての雑記(7割)によって成り立っています。

最近は、昨年秋に知ったばかりなのに、なぜかスイスとドイツまで観に行くことになったBABYMETALと、2012年からお付き合いを続けている劇団どくんごについてよく書いています。映画もよく観て感想を書きつけていましたが、サイクルがあり、数年ぶりに疎遠になる時期がきています。

ジャグリングは、どこから数えるかにもよりますが、メインで扱っているディアボロはもう18年目に入りまして、その時間は人生の半分をゆうに越しています。いやはや長いことやってますねえ。
大道芸にステージショーでパフォーマンスし、教室を開講もして、趣味の方にも楽しんでいただいたり、自分でイベントの企画をしたり関わったりなども。


...移転のこともそうですが、色々とやることだのやらねばならないことだのが目の前に近づいているとこう、書き物に走る癖がありますので、全然活動報告がないじゃねーか、とか、話がなげーよ!とかあると思いますが、今までお読みいただいた方も、これからの方も、よろしくお願いします。

ボレロと八月の予定

今ふと記事のタイトルを書こうとして『水の中の八月』という映画があったなあと思い出しまして、いや、内容はほとんど憶えていなくて、近所のレンタルビデオショップが閉店する前、当時VHSしかソフトがなくて今後簡単に見られなくなりそうな映画に当たりをつけてみていた頃、この映画も借りたなあということを思い出しました。石井聰互が監督で、舞台が地方都市の夏、というだけでなんとなく見てみようかなという気にさせられたような。そういえばひとり部屋で映画を観るとき、ときたま感傷的な心持ちになり、あえて夏に撮られた映画を借りだしていたりしました。細田守版『時をかける少女』も、夏の雰囲気に満ち満ちた作品として記憶に残っています。細田さんとは相性が悪いし、夏はまったく苦手なのですが。

などと言うところで今月の予定。
一般のかたがご覧いただけるものを載せております。

6~8日 壱弐参横丁 七夕イベント
9〜10日 五橋公園 イツフェス
26日 楽天イーグルス 試合前後
27日 まちくるパフォーマー 藤崎前 (マヤマ)・ベガルタ仙台試合後

という具合です。追加があれば随時更新します。


***



日立システムズホール仙台にて7/30,31の二日間開催された「こどもの夢ひろば ボレロ」にホゴノプロフィスで出演してきました。
古巣であり、常に練習場所としてお世話になっているパフォーマンス広場でも、照明が置かれすっかりよそいきの姿に。

 

 


出番の前にはロビーで体験会も。なれた手つきでディアボロを操っている子がいるなあと思ったら、日産プレジデント基金で訪れた児童館の小学生。今もジャグリングで遊んでいるそうです。

 
 
 
そして本番。二日間で三回でした。おかげさまで毎回盛況!

そうそう、いつも場所を同じくしているブレイクダンサーの方々も同じプログラムでして、いつもとは違う形で踊りを見ることもできました。

 
 
 
そしていつもどおりのパフォーマンス広場に。
これからもお世話になります!
 
 
 
 




遠出しまして

どくんごは去り、持ち場へおずおずと戻っていくかに思えたのもつかの間、先週土曜はベガルタ仙台の勝利の高揚感に酔うサポーターの皆さまへの毎度ながらささやかなクールダウンにと拙いパフォーマンスを提供しつつ、帰宅後一息つく間もなく仙台駅は東口に早足で向かい、途中でポケモンと戯れつつも東京行きの夜行バスへ乗り込み妙に冴えた頭で朝まだきの新宿へと到着したのでした。




今回の上京の目的はフジロックフェスティバル。東京から出発する車に相乗りさせていただいて、新潟は苗場まで更に移動です。
いやはやしかし、フジロックですか。国内外の音楽を愛する者たちの聖地と言われる(のか?)フェスにはじめて出かけてきた理由は、一つではありませんが、まあ一つみたいなものとカウントしてよろしいかと存じます。

今年のフジは例年になく天候に恵まれたそうで、三日目も、私が到着した午前中からすでに、陽射しが痛いほどでした。道中にはラフでカラフルな格好の方々がゆるゆると歩みを進めていくのに出くわし、なるほどこれがフジロッカーかと感心したり。


そしてゲートからながーい道のりを経てフジロック中二番目の規模である「WHITE STAGE」へ。
まだステージが始まらないのに、多くの人が。黒赤のTシャツが多い気がするのは見逃してください。



別のステージ。フジロック最奥部、ですかね。「FIELD OF HEAVEN」です。道々の木々などに趣向をこらしたアーチやらなにやらがありまして、夜には照明として機能していました。多くの人が写真を撮っていましたので、検索してご覧ください。
こちらはフジロッカーらしい健康的な(おっと)方々が醸す雰囲気が漂っています。




最大の規模を持つメインステージである「GREEN STAGE」前。撮影した時に人だらけだ、と思ったものですが、ヘッドライナーであるRed Hot Chili Peppersのパフォーマンス中は、さらに身じろぎならないほどの人人人で溢れかえっていました。



さっき大して人の集まってなかったWHITE STAGE前。ぎゅう詰めです。何ででしょうか。黒赤のTシャツの人が更に増えた気もします。




ま、BABYMETALですよね。
性懲りもなく、今年5度目のライヴです。


カンカン照りのフジだったにも関わらず、彼女らのパフォーマンス中にだけ雨が降る演出まで。豪雨の中待機していた先月のシュトゥットガルトを思い出したり...

が、シュトゥットガルトを思い出したのは雨ばかりではなく、その他の観客と私との相性の悪さも含めてでした。開演前からの圧縮は前方から一切安全地帯を奪い、ろくにステージを見ることもできません。せっかくいい場所にいたにもかかわらず、自分によい所を探すには、ステージからずっと離れたPAブースよりさらに少し下がらないといけませんでした。あー! 悔しい! ほとんど一切BABYMETALのライヴを体験した感触を残せず、ヨーロッパ以前のそれに戻ってしまいました。

しかし後ろに下がったことでモニターを見る回数が増えまして、ズバッとSUの表情が抜かれると相変わらず"持っていかれる"ような感覚はあったので、まったく満足はできないものの、まあ許してやるかと思ったわけです。私にとってBABYMETALのライヴは、喧伝されるような狂騒的なライヴ空間への参入ではなく、むしろ静的で、異様なほどと言うべき強い集中へと誘う経験なので、じっくり見られる環境が整ってようやく身体に入ってくるというね、ああまったくなんて面倒なオタクなんだ。と同時にSU-METALがちょっとロングトーンを出せば圧倒的満足を得られるのだから、何てチョロいオタクなんだ。


それはともかく、他のお目当てであったdCpRgとRobert Glasper Expelimentがですね、完璧でした。今にもまたライヴに参加したい! 彼らのライヴでは、複雑にリズムが撓んで身体を追いこすと、その驚きが何度も自然に声となって漏れだしては再び身体を別の仕方で揺すりはじめ、冴えているのに酔うような喜びが体内をうねって。。それは最上の体験です。

リズムが揺らぐこと、それが断ち切られること、そしてまたそれが舞い戻ってくること...音楽的な語彙を持たないのでひどく感覚的になってしまいますが、私がジャグリングでそうしたいと常に望み、かつて幾ばくかは試しもした、あの感じは、やはり音楽の経験と切り離せないのだなあと強く確認しました。

どうにももやもやとした感じが残されていますが、そもそも今は言語化への欲求が退潮気味で、これというものをとにかく身体にぶちこんでおきたい時期が来つつあります。観ないと、聴かないと、始まらない。今年は肚を決めてあちこち行くようにします。

てなところで、来月も隙を見つけてまた遠出の予定が。いや、それはBABYMETALじゃないですよ。正確に言うと「だけ」じゃない。そうそう、どくんごも石巻にやって来ますしね。


次は8月の予定ももちろんお知らせ致します!