ホームページ更新

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ホームページをリニューアルしました。これからもご愛顧くださいの一言につきます。

 

 

こうした作業も片付きつつあり、閑散期のゆったりモードも手伝って、映画を観たり本を読んだりするリズムが帰ってきました。しばらくぶりにレンタルショップでまとめてDVDを借りてきて、見落としていた新作群を何本か観るなか、際立っていたのはしかし旧作。1956年公開のバット・ベティカー『七人の無頼漢』です。80分に満たない西部劇ですが、各シークエンスの圧縮された演出は、ついに決闘のシーンで"主人公が銃を抜くさまを見せない"という大胆な省略に結実します。それだけではなく、岩の間を這いながら敵と撃ち合う場面や、雨のなか馬車の車体の下で眠る身振りなど、特異なアクションも眼を引かれます。無駄のない進行のうちに、平準化されない身体の動きが画面を魅力的にします。また、反復的に現れるコーヒーを飲むシーンなども、全体の流れのうちにリズムを刻んで妙に忘れがたいのです。

 

などと話し始めれば例によってキリがありません。
ひとまず今日はここまで。