GWのおしらせ

芳しくなかった陽気も一転、快晴続きの外出日和なここ数日、おかげさまで練習も捗っております。しかしもう五月!ですね。

さてさてGWは3,5日に再び一番町四丁目商店街にて大道芸。
そして6日はユアテックスタジアムで、ベガルタ仙台の試合の前後にパフォーマンスの予定です。

四丁目商店街では、おなじみの華千代さんとJINくんに加えて、ぼたもち堂くんも参加します。
坂部認a.k.a.ぼたもち堂くんは、多夢多夢茶会での活躍とは別の、パフォーマーとしての参加ですが、昨年の「せんだい21アンデパンダン展」では身体操法を活かした個性的なジャグリングを見せてくれました。今回はどうなるのかたのしみです。

両日とも、11:00頃から15:00くらいまで、一日を通してパフォーマンスが行われていますので、ぜひお買い物ついでにお立ち寄りください。

あ、場所は東一市場入口の前です!


3日 一番町四丁目商店街
JIN
ぼたもち堂
結城敬介
11:00〜15:00

5日 一番町四丁目商店街
JIN
華千代
結城敬介
11:00〜15:00

6日 ユアテックスタジアム仙台
結城敬介
※華千代
18:00〜(試合前) 20:30〜(試合後) 




というわけでお知らせ、からの無駄話。

「茶会」が終わってから一段落、頭の切り替えというつもりでいろいろ漫画に手を伸ばしてました。
直近では眉月じゅん恋は雨上がりのように』や志村貴子(嬉しい刊行ラッシュ!)の諸作、ニコラ・ド・クレシー『プロレス狂想曲』(ペンギンがかわいい)など。

そして巷で有名な『とんかつDJアゲ太郎』も。web連載というアクセスの良さも魅力ですが、これが面白いのなんの。
家業のとんかつ屋をハンパに手伝うアゲ太郎が、偶然をきっかけにクラブカルチャーにのめり込む過程で、なんととんかつを「アゲる」のもDJでフロアを「アゲる」のも同じじゃないかと、気づいていく成長物語です。いや、パロディとデフォルメのバカバカしさだけとは即断できない作品です。

とりわけ新キャラの「いん喜」が登場してから、話は一層奥行きを得た気がします。このいん喜は高座に「上がる」落語家ですが「上がり」症のためなかなか売れません。この分裂は、いん喜の"芸"にも及んでいます。
当然、いん喜もクラブカルチャーに思いがけず接近するのですが、とあるネット上の指摘にありましたが、アゲ太郎といん喜は、同じものに出会っても、受け取り方に差があるのです。具体的に、どうクラブカルチャーと関係するのかは、読んでからのお楽しみ。

しかし、このギャップ–––いん喜自身の、そしてアゲ太郎との–––は、元々レコードの"溝"を意味したという、「グルーヴ」をもたらすのではないか、などと考えています。


そうそう、本当に偶々『どくとるマンボウ青春期』を読んでいましたらば、仙台文学館での北杜夫展のイベントとして、「茶会」に出演した斎木良太さんが『青春期』をリーディングをするそうです。こうしたシンクロはしばしば起きることですが、面白いものですね。
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