活動予定 2019

一般公開の活動予定です。詳細はリンクよりご確認ください。

予定は急遽変更・中止になることもございますので、ご了承ください。

 

【2月】
9日(土) まちくるパフォーマーズ仙台 一番町四丁目商店街 Pスパーク前

24日(日) 白石こじゅうろうキッズランド ※ホゴノプロフィス

 

【1月】

5日(土) アリオ仙台泉 新春イベント 12:00,15:00

6日(日) 同上

10日(木) NHK文化センター ジャグリング入門 

12日(土) 第十六回 さいたま新都心 大道芸フェスティバル 

13日(日) 同上

14日(月) ヘブンアーティスト 上野恩賜公園 五条天神前 12:00~14:00

24日(木) NHK文化センター ジャグリング入門

30日(水) 幸町児童館 15:00~16:00

20190115 シブラクについて

というわけで、上野公園。

 

f:id:keisukeyuki:20190115010206j:image

 

天気はいいわ、友人たちも来てくれるわ、いいお客さんに恵まれるわで、たいへん上首尾に終えられました。慣れない場所でやるのに気疲れしたものの、また近くに来たいですね。

 

終わったあと、これまた友人オススメの落語会に行くため渋谷へ移動。その名もシブラクこと「渋谷らくご」。恥ずかしながら私、自分のイベントに噺家さんをお招きしながら(『多夢多夢茶会 春編』で清川波之丞さんにご出演いただいてます)、落語会で落語を聴くのは初めてでした。いや〜、年初めから、とんでもなく良いものを見てしまいましたね。

 

敢えてひとつだけに絞って言うなら、入船亭扇辰師匠の落語のなんと素晴らしいことか...格調高いだとか上品だとか評されるらしい、扇辰師匠。いわゆる「間」である、時間のコントロール、声色から身振りまで、なんといっていいのか、こういう風になりたくて、自分も練習したり考えたりしてるんじゃないのか!?なんて思わされたり。

 

これはしばらく落語も気にすることになりそうだし、もしかすると、宿題然としてある、未見の数々の芸能についても、少しは距離が縮まるきっかけになったのかも、などと。

 

それにしても東京へ来るたび、その文化的な体験へのアクセスの良さと、アクセスする選択肢の多さに圧倒されてしまう。以前、神保町の古本屋に中学生くらいの男の子がいて、この物量のもとで育つのかと思って少し羨ましくなった。

 

http://eurolive.jp/shibuya-rakugo/

 

 

f:id:keisukeyuki:20190115133415j:image

20190114 西日について

雹が降ったり晴れたりした、さいたま新都心大道芸が無事終わりました〜。

日付変わって今日は、上野公園にてヘブンアーティスト活動です。なんだかんだでちゃんとした活動は初。ちゃんとできますかねえ。見にいらしてください。

 

フェスでも普段の路上でも、自分の出番になると、お客さんの数が激減したように見えて、途端にまともにパフォーマンスできるかどうか分からなくなるのは、「パフォーマーあるある」です。人が集まるのかどうか、やってみないと分からないし、やっていくうちに集まるのは、分かるんですけれど。

 

今さらきれいごとのようだけど、時間やお金を割いて、そこに来てくれる、いてくれるというのは、本当にありがとうとしか言いようがないですね。自分のパフォーマンスは、外でたまたま出くわして見るには、情報量も多いし、わりかし大変だったりするので、ことに。

 

知名度がないとか人気ないとか、事実でもあまりダイレクトに言わんでもいいことですけど、まあ、あまり注目を浴びるキャリアではない(ゆるゆると生活するのを優先して、そのようにキャリア形成しなかった、という話です。それは、普通みんな工夫するものだ)ものですから、見にきて、お金を払って、何がしか感想を頂く(初めて見たひとでなくとも)のは、繰り返しますが本当にありがとう、なのです。大体、気に入ったものに自腹切る、とか、忌憚なく、衒いなく言葉を投げかける、とか、そうした振る舞いを引き出せること、それは我々の仕事の優れている部分のひとつと思います。

 

まあまあ、企画ごとなんかは特にそう思ったんですけど、ようやく最近になって、もうちょっと多くの人に興味を持ってもらいたいな〜、と考えるようになりました。人前に立つ人、そういうものなんじゃないの?と思うかもですけれど、先ほど言ったとおり、私はとにかく、自分の生活の満足のために、気楽にやってきたもんですから、悪く言えば自足してたフシもありますね。環境の変化も大きいけど、なにかここ数年で変わってきた感触があって、普段やらなさそうなこと、拒んできたことも、ある程度飲み込みつつ、試してみています。「山から降りてきたようだ」と最近の私を評した友人がいますが、なるほどなあと納得したり。

 

まあそんなことはどうでもいい。

 

昨日は西日の光が新都心のビルの隙間を縫って強く差し込んで、パフォーマンスエリアのけやき広場をどこか別天地のごとくその他の場所と分け隔てては美しくしていました。時間も鰐のように横たわってじりじり、のっそりとしていた。やはりいいもんですね。天気がいいのは。

 

f:id:keisukeyuki:20190114012601j:image
f:id:keisukeyuki:20190114012605j:image
f:id:keisukeyuki:20190114012557j:image
f:id:keisukeyuki:20190114012510j:image

20190108 ゼアゼア解散について

いやあ、参ってしまった。

natalie.mu

t.co

 

NECRONOMIDLEも現体制は昨日が最後。でんぱ組.incからは夢眠ねむさんが卒業。すべて同じ日とは。しかし自分にとっては、なんといってもTHERE THERE THERESの解散です。

 

 

 これらの事柄について、うまいことを言うことも、言おうとすることもできず、広義の当事者たちの感情の噴出を眺めながら、他ならない自分自身もたいへん感情的になっているというありさまです。悲しんでいるかといえばそうでもなく、落ち込んでいるという感じでもなく、漠然と、しかし強く強く悔しいと思うばかりです。悔しいのです。

 

自分が何かできたかもしれない、などというのは思い上がりです。とはいえ、ここでも、あるいは直接にも声をかけた人たち、彼ら彼女らに、こうした「アイドル」たちに巡り合うタイミングがやってこなかったこと、それが悔しい。他人の都合なのですから、仕方ないのです。私だって日がな宣伝していたわけでもない。誰が悪いわけでもないし、見る側にもやる側にも事情がある。それをすっ飛ばしてこんな風に悔しいと考えること、それが思い上がりというやつです。

 

しかし、誰かに届かなかったことで、あの素晴らしさたちが無かったことになる、日々の塵芥と同様に、ただ流れて消えてしまうことに、悔しいと思ってしまうことは止められません。むろん、続きはあるし、人生が終わったわけでもない。しかし、なのです。

 

どうにも冷静さを欠いたおかしな物言いだけれども、刺激された感情に基づいて何かを言ったりやったりしてもいい、それはちょっと知性に悖る振る舞いかもしれないけれど、別にいい、これがどこかに利用されたらば、たいへんマズい不用意な理路ではあるが、こと「アイドル」という文化圏においては、ひとまず許されている、と私は思っています。それが素晴らしいかどうかまでは判断を留保しているが、見苦しくても泣いたり喚いたりしてもいい、という文化の形だと受け取っています。エモいからいい、ではなく、エモくなってもいい、しかたないということです。自分としても、こんな書き方でいいのか、と突っ込みつつも、実にすらすらと自然にキーボードを叩いています。

 

 

昨日、友人たちとのグループラインでもゼアゼアの解散が驚きと共に話題になりました。そこのグループには、最近(半ば強引に押し付けられる形で)、アイドルに興味を持ち始めて、ゼアゼアのことを全く知らない人が一人いたので、勢い余って自分からグループの沿革や、興味の背景まで含めて長々と紹介させてもらいました。何度もここで書いてきましたが、改めて。

 

 


BELLRING少女ハート(ベルハー) 2016/08/05


THERE THERE THERESには前身とも呼べるグループがいます。それが「BELLRING少女ハート」です。私は"ベルハー"崩壊後に彼女たちを知ったので、実際に見たことはありません。以下の記事が一番を要を得て、グループについてまとめられています。


tagkaz.hatenablog.com

 

しかしそれにしても、上の動画のぐちゃぐちゃさといったら、どうしたことでしょう。私は今も、ステージ上の強度においてはBABYMETALが最も強いと感じていますが、ベルハーの、この離散的ながら異様に強い磁場を作ってしまうパフォーマンス空間、フロアと相互的に作っていく、トランシーでいながらとてもユーモラスなそれについて、こうして動画で見るたびに圧倒されてしまいます。たぶん、パフォーマンスにまつわる映像で、人生で最も印象深いものの一つであることは間違いありません。ルールは破られて、ほとんど無法なまでに荒れきっていますが、無防備につい「美しい」と思ってしまう。私にとってベルハーのパフォーマンスは、間違いなのかもしれないけれど、どうしても惹きつけられてしまうものです。

 

そして「THERE THERE THERES」です。"ベルハー"のメンバーを2人残し、5人で2017年2月から活動開始。しかし一条さえきが5月に脱退し、有坂玲菜・緒倉かりん・カイ・平澤芽衣の4人で、同年12月31日まで活動しました。そして、この日をもって緒倉かりんが学業の都合により脱退。同日、"ベルハー"創設当初から崩壊時まで在籍した唯一のメンバー、朝倉みずほが加入。翌年2018年5月4日には小島ノエが加入。現在に至るまで5人体制でした。


There There Theres 2017/9/11 渋谷クラブクアトロ 「Beat Happening!」


There There Theres 2018/03/03 マイナビBLITZ赤坂「アイドル甲子園」


20180902 There There Theres 夏の魔物2018 in 台場野外特設会場


20181112 THERE THERE THERES Sneak Kill


単に私の好みの映像なので、かなり偏ったものになっていますが、ゼアゼアはベルハーと違い、ステージのフレーム内で、没入度を高めようとしていた方向性もありました。
無論、フロアと相互的にハッピーな空気を作る楽曲もあり、その多面性が表現の幅として成立していました。幸せなのか悲しいのか怒っているのか分からないけれども、異様な情念が吹き上がるベルハーから離れ、ゼアゼアはゼアゼアとしての表現を手に入れようとし、事実手に入れたように見えます。


[Live] THERE THERE THERES - スナッキー (at LIQUIDROOM)

説明欄にあるように、冒頭の日付が堂々と間違っている。これもらしいといえばらしい...

 

時間が前後しますが、下の動画は、朝倉みずほ加入時の映像です。新メンバーのお披露目と称して、ステージにみずほさんが現れたときの、様々な感情が入り混じった悲鳴のような怒声のような叫びと体がぶつかり合うフロアの空気を、私はきっと一生忘れられません。


There There Theres 2017/12/31 渋谷O-nest 「AQBI DIG 04」


その一年後。朝倉みずほと柳沢あやのによるコラボ。曲はすべてベルハーから。どうしてこの狂騒が巻き起こるのか、その文脈を共有しないものには伝わりづらいかもしれませんが、狂騒それ自体に、人を強く惹き付けるものがあると思います。


2019.1.1 コラボ・あやのみずほ 【Sunrise GIG 2019】 @O-nest

 

ゼアゼアは、ゼアゼアの表現を手に入れつつも、ベルハーとの比較を免れ得ず、フロアもまた「ベルハーの亡霊」がときたま現れもしました。それについては、実に多くの立場があります。表現的には切り離されてはいるものの、表面的には楽曲や衣装から、またそれぞれの感情から、その記憶から逃れきることはできなかったはずです。ただ、私はそれだからこそ、厚みのある表現を目指すことができたのではないかとも思います。すべてを抹消する必要もないし、ときおり亡霊が漂うフロアも、あくまでも私の立場からは、見ごたえがあり、居心地が良かったのです。

 

みんな頑張り屋の良い子たちだし、彼女たちのステージが大好きでした。ただ結成当初からずっと、グループの中に壁みたいなものができてしまいます。お互いが好きなのになぜか歩み寄れなくて、ワイワイしてても孤独、みたいなものです。このようなコンセプトで続けるには、実はしんどい関係でした。グループ活動に求める空気、居心地が、それぞれで食い違っていたんだと思います。

 

ディレクターの田中紘治は、解散についてのコメントの冒頭でこう言います。
それは、狭義の当事者にとって、あるいは田中さんにとって大きな障壁で、これ以上続けられない大きな理由だったのかもしれません。私はそのことについて、何もわからないし、与えられたステージがどうだったかでしかないけれども「お互いが好きなのになぜか歩み寄れなくて、ワイワイしてても孤独」なのはフロアもそうだったし、そうだったからよかったと言える–––繰り返しますが私の立場、からは–––はずなのです。そうじゃなかった、皆が親しくて孤独はなかった、という方も、もちろんいると思います。そういう方々のほうが多かったかもしれない。ただ、孤独が確保されつつ、強い感情を刺激されるTHERE THERE THERESのパフォーマンスが、私にとって比べるもののないものだったことは、はっきり言えます。

 


...でも、こんなにも心酔していても、納得のいかないステージはたくさんあるし、上達がゆえにかえって目立つ至らなさも感じていましたよ。だからダメではなくて、ここから長い時間をかけて、心置きなく「上手く」なっていく途上にあるのだろう、と思っていました。アイドルに限らず、何ごとも単純な「上手い/下手」の範疇で取りこぼしてしまう良さがあるし、でもそこから抜け出そう、あるいは抜け出てしまう時期がやってくるものです。ある時期には「上手さ」それ自体だって自分を縛る。単純に線的にはできていません。だからこそ、田中さんのコメントがこう結ばれていることに、とても希望を感じる。

 

いまは継続が無理ですが、もしかしたら、と心の片隅で信じていてもらえたら、またいつかこの5人で走り出すかもしれません。
全員、三十過ぎてからでもいいんじゃないかなと思ってます。

 


そうだと思う。三十過ぎてからやればいい。実際そうできるかは別に、そう考えられるアイドルのディレクターがいることに、希望を感じず何を感じればいいのか。そして何より、今後についてこう知らされています。次の活動が、彼女たちのステージを必要としている、まだ見ぬ観客を一人でも増やすことを願っています。

記事の締めくくりにそれらしく、ふさわしい歌詞の引用とか、しないからな!待ってる!!

 

■平澤芽衣

解散後、よりダンスを重視した新グループを結成します。

詳細は2月末にお伝えします。

 

■有坂玲菜

お休みと準備期間を挟んで、4月中から活動再開。

詳細は2月末にお伝えします。

 

■小島ノエ

しばらくお休みと準備期間をいただきます。

また活動予定なので待っていてください。

 

カイ、朝倉みずほもAQBIでの活動がある場合はアナウンスさせていただきます。

 

20190105 圧倒的に少し違うことについて

遅ればせながら、新年おめでとうございます。
ここ数日は暖かいですね。今日と明日はアリオ泉にてパフォーマンスでした。どうぞよろしく。

 

ところで、定期的に波のようにやってくる書きもの欲が最近また到来してまして、更新頻度が増えるかもしれません。パフォーマンスの情報はトップに固定してあるので、ノイズにはならないかと。

このブログ、活動報告と合わせて区別なく一箇所で更新していく方針にしたのが、もう5年くらい前ですか。話題を混在させていくのは別にいいんですが、軽い活動報告と、何かについて書きたいときの落差を無くしたかったので、意図的に口語的なですます調にしてまして、これが実はすごく使いづらいんですよね。それでもごく初期は生硬な感じでしたが。そのうち書きやすい文体に移行してみようかなあ。ううむ。と考えながら、むしろいつもより更に一層砕けて書いてみています。


 

ところで、話は一気に変わりまして、皆さんは元コミックナタリー編集長の唐木元さんをご存知でしょうか。
40代になられてからナタリーを退職して、アメリカのバークリー音楽院に進学され、現在はプロミュージシャンとして活動されている方です。その唐木さんが長らく続けられている日記がおもしろいので(特にバークリー生活編(?)は必読です!)、結構さかのぼって読んだりしていました。生活の細々とした描写や、ハプニングめいたものも面白いのですが、唐木さんの直観的な言葉には共感することもしばしば。いや、共感的だからいいってもんでもないけれど。

 

昨日の日記でも、「ハーレムに、すでに3回行っているフライドチキンの店があるのでそこに行った。フライドチキンなんてどこで食べても大して変わらんと思っていたのだが、そこのは圧倒的に少し違うのである。「圧倒的に少し違う」というのは生きてくうえで結構大事な感覚だと思う。ハイハットのチューニングを変えると音楽は圧倒的に少し変わる。」とあり、面白いなあと。

 

rootsy.hatenablog.com

 
ちなみにこのフライドチキンの店、どこかでも読んだ記憶があるなーと思ったんですが、この記事で紹介されているお店でしょうか。うまそう。

heapsmag.com

 

ただ、さっき言ったように、共感的になること自体はちょっと警戒していて、「圧倒的に少し違う」もの、あるよね、人生においてもそれって大事だよ、わかるわかる、と、続けないようにしています。いや、自分も大事だと思ってるし、つながったようで気持ちいいんですけど、そこで共感の輪に閉じるのではなく、むしろ唐木さんの経験を、その独特な言い回しを介して想像的に追体験することのほうが、より大事といいますか。伝わるだろうか。

 

少し考えてみると、ハーレムのフライドチキンについて分析的に、ハーブの香りがする、とか、肉がしっとりとしている、とか、塩気がいい塩梅、とか言うのではなく、おそらくは口に入れたときの"インパクト"をトレースするために「圧倒的に少し違う」という言葉が発明されているだろうことが、面白いんですよね。だから、一般化して、わかるわかる、というふうに共感の輪に閉じてしまうと、せっかくの"インパクト"を矮小化してしまう。"わかる"ものに"インパクト"はないですからね。

 

 そして、"インパクト"って、事後的には要素を分析できるけれど、やっぱり"インパクト"は"インパクト"そのものとして残るような気がします。それが大事なのかな。自分も、色々あるけれど、あえて今の仕事に関係なさそうなところでいうと、中学生の頃、柔道八段だかのおじいさん先生にかけられた体落としの感覚とか、忘れがたいものです。カク、カクッとかかるというか、鋭角的に体が移動するんですよ。下手な人のは、ズルっと落ちる。自分の体が相手の膝あたりを支点にひっくり返って畳に背中がつく、という点では変わりませんが、じいさんとその他では「圧倒的に少し違う」。柔道は結局半年もしなかったけど、あれは面白かったな。

 

 

 さて、いかにもとりとめのない話でしたが、こういうとりとめのない話を、今まで以上に増やす、かもしれないという記事でした。

今年のまとめ お仕事編

思い返せばいろいろあるのが年の瀬。なんといっても今年は、タゴマル企画を立ち上げた年でしたが、順を追って振り返ります!

 

1月

『HOGONOEXPO ~Live Special!~』
毎年恒例の「HOGONOEXPO」。今年は団体発足20周年を祝うべく豪華出演陣をお招きしてのイベントを企画しました。不慣れなところがあり、忸怩たるものもあったのですが、石川浩司さんに「変なイベントだったね〜」とニコニコとご感想を頂いたのが嬉しかったです。あの石川さんが「変」というのだから、余程のことでしょう。

 f:id:keisukeyuki:20180130004506j:plain

 

4月

『多夢多夢茶会 その六』

これがタゴマル企画発足後、初の企画。同時に、今年の私のベストはこれでした。
『HOGONO〜』にお越しいただいた3776さん、もともとは"Extended"スタイルでお招きしたかったということと、もっと良い形でパフォーマンスしていただけるのでは、という思いもありまして、即企画したのでした。
単独の公演企画でなく、オムニバス形式がやはり私の好みらしく、それらをいかにして編集して新たな何かを立ち上げるか、なんです。小野さんのノイズギターが3776さんの浮遊感ある音に重なりつつ繋がったとき、「これこれ!」と本番中に楽しんでしまったのを思い出します。あの名曲「僕だけのハッピーエンド」のアウトロでセッションしてもらいつつ、一人ずつ会場からハケていってもらう形もお気に入りでした。

f:id:keisukeyuki:20180430145006j:plain

f:id:keisukeyuki:20180429160556j:plain

 


5月

空転軌道でベルギー遠征。一日だけの出演でしたが、ふつうに観光としても楽しんでしまいました。
自分たちの写真はないんですけど、このお客さんの数!ヨーロッパのフェスティバルは、ごくごく小さい町なのに、イベントが始まるとどこからともなくこのように人が溢れます。

f:id:keisukeyuki:20181230004626j:plain




6月
『とおがった大道芸』


仙台でパフォーマンスしているとしばしば訊かれる「遠刈田は出てるの?」という質問に、いよいよ「出ました!」と言えるように笑
ごく小さな温泉街の通りのフェスティバルですが、スタッフの皆さんの参加意識が高く、"祭り"として強い形を持っているのが印象的でした。
写真はKERAさん。

f:id:keisukeyuki:20181230004853j:plain

 

『あるばとろす vol.1』

 

昨年末から進めていた企画が実現。
それなりに大きな会場を使うにあたって、そして当日のスケジュールに関して手が届いていないところがあり、課題は残りましたが、ロケーションと出演陣は最高のものをお届けできたかと思います。 

f:id:keisukeyuki:20180609162204j:plain

そして嬉しいご感想が。

note.mu

 

マヤマが終わり、「ねぇ」のイントロが流れて会場後方から黒衣装に身を包んだ・ちゃん達がステージに歩いていく場面、本当に・使がこの世に現れたと思うような瞬間だった。

 

このご感想については、本当に狙い通りに受け取っていただけたと思います。出ハケを隠さない・シームレスに展開するのは私が企画するイベントに多く共通している要素です。
全体を通して今回の演出はほぼすべて私の責任であり(ドッツさんのセットリストは、当然お任せしつつも「ねぇ」のスタートだけは私の希望です)、それがヲタクの皆さんにどう受け取っていただけるのだろう、という緊張感は3776さんのときから変わらずあり、それは私自身がヲタクでもあるからですが、同時に、演出をかけるとしたらこれしかない、という舞台側の立場を通しています。このようなご感想を頂くと、試してよかったなと思います。



『WJDinTohoku 2018』

 

2012年からスタートして、東北六県での開催も果たし、こちらは一度お休みに。
スタート当初に比べて倍くらいの参加者が来場するようになりました。東北のジャグリング界も、様々な交流会や競技会が開催されたりと、後進のみんなで場を作るようになったようで、ひとまずの役目は終えたかなという形です。

f:id:keisukeyuki:20180617225901j:plain

 

8月

『劇団どくんご 「誓いはスカーレット」』

「いらっしゃいパーティー」へマヤマの出演もありましたが、なんといっても二年ぶりのどくんご来仙。毎公演、打ち上げでリミッターなしに批判(文句?)をしても構わない(と思い込んでる)時間は、何者にも得難いものです。

f:id:keisukeyuki:20180831205803j:plain

 

9月

『まちくるカーニバル』

 

三年目!このフェスが目当てのお客さんが増えてきました。
毎年バタバタとしていて写真が全然ない。

フィナーレ前のおふざけの時間が毎年楽しいですが、写真は、まことさんがふざけている様子です。

f:id:keisukeyuki:20181230005810j:plain

 

11月

『あつぎ大道芸』

 

空転軌道。ベルギーからさらにさらに洗練されて、個人的にはベストの空転軌道になっているなあという。参加していて、最も楽しい空転でした。

f:id:keisukeyuki:20181230010339j:plain

 

『せんだいキッズジャグリングフェスティバル』

 

半年間の総決算にして、ジャグリングそのものとして、いちばん新しい領域での試みでした。子供たちへ振り付けることを通して、本当に多く学ぶことがありました。そして、子供だからこそおもしろい、というものが見え隠れしたこの企画、来年以降も継続を目指しています。

f:id:keisukeyuki:20181127084832j:plain

 

 

 

駆け足で振り返ってきましたが、今年は本当にいろいろなことを試した年でした。
来年は、いくぶんぼんやりとした見通しですけれども、やりたいことはいくつかあります。
一番は『せんだいキッズジャグリングフェスティバル』の二回目の開催。もうひとつ、『あるばとろす vol.2』の開催。両方できればいいのですが。

 

ありがたいことに、自分のやることやパフォーマンスを楽しみにしていただける方々もいらっしゃいます。来年も変わらぬお付き合い、どうぞよろしくお願いします。

ひとまず、よいお年を!

今年のまとめ 見たり聞いたり編

今年見聞きして、良かったもののまとめです。

 

音楽

 

・・・・・・・・・『         』

6月の「あるばとろす vol.1」においでいただいたドッツさんの1stアルバム。今年最も繰り返し聴いたアルバムのひとつです。ライヴと音源の落差を感じさせないにも関わらず、最後から頭に戻ってループしても聴き疲れないサウンド。この後スプリットシングルとしてリリースされた「Can You Feel The Change Of Seasons?」もまた最高。


・・・・・・・・・「きみにおちるよる」(Official Music Video)


ototoy.jp

lyrical school 『WORLD'S END』

アイドルラップに感じていた微妙な距離が、この一枚でどこへやら。最初から最後まで粒ぞろいに軽やか。何周したかわかりません。ライヴも肩の力が抜けているのにそれぞれの個性が立っていて、ユルいけども、ダラつかないのが、気持ちいい。また見たいです。


lyrical school「消える惑星」

 

おやすみホログラム『0118』

新譜も良かったんですが、おやホロはアコースティック音源も大好きです。百瀬巡さんのエレクトリック・ヴァイオリンがまた素晴らしい。


おやすみホログラム 「ニューロマンサー」アコースティック セピア動画

 
Maison book girl『yume』
矢川葵さんが本当に世界一素晴らしい...だけでなく、サクライケンタさんの総決算的な作品になっていました。構成により、旧曲と新曲とが照らし合う関係にみえたり、興味深い作品でした。ところで「ボーイミーツガール」はカラックス「影の電車」はゲリンからの引用、なんでしょうかね。


Maison book girl / 狭い物語 / MV

 

THE CORAL 『Move Through the Dawn』

Vaporwave風のジャケットがとんでもなくダサいですが、いまだかつてカッコよくオシャレであったことのない彼ら。音楽的にどうこう言うべき部分はないのかもしれませんが、久しぶりに好きなアルバムでした。個人的に4thアルバム「Roots & Echoes」は"無人島の一枚" です。


The Coral - Eyes Like Pearls



Weny Dacillo 『AMPM 2018』

ヒップホップではダントツでこれ。メロウで最高。


Weny Dacillo - Friday Night

 

VIDEOTAPEMUSIC『Souvenir』

タゴマル企画のデザイン作業中に小野宅で聴いて、とても気に入ったアルバム。


VIDEOTAPEMUSIC - Hong Kong Night View (from the Souvenir album - 180GLP02)

 

折坂悠太『平成』
これは凄かったですね。土臭い雰囲気なのに、カラッしているし、自分が好きなFleetFoxesとか、フォーキーだけどモダンなサウンドが日本でもついに、という感じです。


折坂悠太 - さびしさ (Official Music Video)

 

宇多田ヒカル『初恋』

アルバム全体にも増して、この曲ですね。
はじめ、主観的で体感的な「高鳴る胸が」「駆け出す足が」「伝う涙が」の総体としての"これが"「初恋」であると歌いつつも、敗れざるを得ない恋に「風に吹かれ震える梢が/陽の射す方へと伸びていくわ」と世界への視線を開き、救いを与えている歌詞の展開も鮮やかで見事なのですが、何よりもその予想外に伸び縮みする、宇多田さんのフロウでしょう。
サビの「うーるさーいほーどにーたかーなるーむねが」と、言葉の意味よりも、恋に焦がれる肉体の戦慄きそのものに近い歌が、やがてくっきりとピントが合うように「初恋と」に収まるとき、聞き手それぞれの記憶に潜んでいた身体の震えを呼び覚ますかのようです。"これが"「歌」なのかもしれない。


宇多田ヒカル 『初恋』(Short Version)

www.utadahikaru.jp

 

アイドルで、上で選んでいない、Applemusicにあるもの限定の、曲単位でよかったものも。(DOMDOMPATTYと3776さんが入れられなかった...)

 

 

 

 

ステージ

 

3776『3776を聴かない理由があるとすれば 再現ワンマン・ライブ <東京編>』

とんでもなかった。このライヴだけで一つ記事が書けるほどだったのですが、いつのまにやら年末に...ともかく、完全に今年のベスト1です。
満員のフロアに帯びていく熱の生々しさと、それを全く意に介さない井出さんの受け流し方まで、完璧なステージでした。

 

地点『忘れる日本人』

これ、Amazonとかで見られるんですよ。テキストレベルではよく分からないんですが、演出とそれを現実化する役者の方々の圧倒的な技術力に、演劇を観て久々に興奮しました。脱線的に行われる客上げから本線へ戻っていくとき、一瞬も弛緩することない空気の変わり方!!

 

・・・・・・・・・『Tokyo in Seasons "Last Days of Summer"』
8thワンマン前に行われたライヴでしたが、そこに向けて"仕上がって"いたからか、最初から最後まで異様なテンションで突っ走っていって、初見のときに得た感激をそのままに、あるいはそれ以上に感じられ、嬉しくなってしまった。

 

Maison book girl『CHAOTIC GIG 3』

はっきり苦手意識のあったバンドセットでしたが、これはもう、私の推しである矢川葵さんが訳のわからないほど素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた日でした。おそらく、曲によっては踊りを抑制したバンドセットならではのスタイルに、なにかが見えてしまったのだと思う。"ただじっと身じろぎもせずうつむき加減に唄う"姿の強度といったら。それはそれでステージを観る経験です。ランクイン。文句ない。最高です。

 

中野ロープウェイ9周年祭@新宿LOFT

二日間あったイベント。今年最も楽しかったアイドルイベントです。ご贔屓が多く出ていたのはありますが、出演者の多様性と、それに応じてフロアも多様な反応を見せる豊かさ。クロージングにそれぞれ絵恋ちゃんとTAKENOKO▲が入っていた構成も良かった。

 

映画

映画は30本くらいしか見られてないので簡単に。

 

濱口竜介寝ても覚めても

クリント・イーストウッド15時17分、パリ行き

ホン・サンス『それから』

アニエス・ヴァルダ顔たち、ところどころ

三宅唱きみの鳥はうたえる

 

 

 

今年も「アイドル」の年でした。そもそも消費するどころかイベントまで作ってしまいましたしね。。 来年はどうなることでしょう。
最近また映画を見直してたり、地道に本を読み始めていたりするので、少し変わってくるかもしれないし、相変わらずアイドルさんたちに刺激を受けるのかもしれません。

活動予定 2019

一般公開の活動予定です。詳細はリンクよりご確認ください。

予定は急遽変更・中止になることもございますので、ご了承ください。

 

【2月】
9日(土) まちくるパフォーマーズ仙台 一番町四丁目商店街 Pスパーク前

24日(日) 白石こじゅうろうキッズランド ※ホゴノプロフィス

 

【1月】

5日(土) アリオ仙台泉 新春イベント 12:00,15:00

6日(日) 同上

10日(木) NHK文化センター ジャグリング入門 

12日(土) 第十六回 さいたま新都心 大道芸フェスティバル 

13日(日) 同上

14日(月) ヘブンアーティスト 上野恩賜公園 五条天神前 12:00~14:00

24日(木) NHK文化センター ジャグリング入門

30日(水) 幸町児童館 15:00~16:00